目指すは県大会“初”優勝

北浜中学校野球部
強豪校でありながら、新チーム結成後、公式戦で“わずか”1勝しか挙げられず、苦汁を舐めてきた北浜中学校野球部。冬場には、徹底的に走り込みとバッティング強化に取り組み、チーム力アップを目指した。
その努力は、夏季大会のシード権の懸かった『レワード旗争奪浜松地区中学校野球大会』で実を結ぶ。
武器となったバッティングで、強豪を次々となぎ倒し、4試合で大量27得点を挙げベスト4進出。見事に夏季大会でのシード権を獲得した。
今年のチームの特徴は、主将でエースの林くんや、「浜松選抜」に選出された竹田くん、四番でキャッチャーの高柳くんを中心とした三年生の打撃力。そこに、中学に入ってから野球を始めたものの、その高い身体能力でメキメキと頭角を現してきた塩崎くんをはじめとする二年生の機動力が加わり、走・攻・守にバランスの取れたチームとなった。
「春から、エースの林が安定し、四死球が格段に減ったことで、試合がつくれるようになりました。さらに、レワード大会では欠場していた高柳が怪我から復帰し、万全の態勢で夏季大会に臨めます。もちろん厳しい戦いになると思いますが、全力で戦いたいと思います」と監督の澤木先生。
迎えた夏季大会での初戦では、強力打線が爆発。一回戦でサヨナラ勝ちを収め、勢いに乗る湖西中を13対1と一蹴。最高の滑り出しを見せた。
創部以来、いまだ達成したことがない夏季大会での県大会制覇を目指した戦いはこの先も続く。
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