細江野球少年団が準優勝に輝く。

第45回 選抜少年野球三ヶ日大会
令和3年4月4日に開幕した『第45回選抜少年野球三ヶ日大会』。例年は静岡県中部地区、愛知県などからもチームを招いていたが、今年はコロナ禍の影響もあり、静岡県西部地区の32チームが参加。三日間に渡って熱戦が繰り広げられた。
浜松地区から準決勝に残ったのは、三ヶ日フレンズ野球スポーツ少年団と細江野球スポーツ少年団という浜名湖支部の2チーム。ともに新チームになってから県大会出場を決めている、同支部のライバル対決となった。 フレンズと細江の準決勝。最初に試合の主導権を握ったのは細江。長短打を集め先制点を奪取することに成功。このまま細江のワンサイドゲームになるかと思われたが、中盤に入りフレンズが逆襲。こちらもヒットを重ね逆転に成功。一転してフレンズが試合の主導権を握る。終盤に入ると試合の流れは再び細江へ。自慢の打線が爆発し逆転。フレンズも最後まで必死に食い下がるが、試合は11対8で細江が乱打戦をモノにし、決勝進出を決めた。
決勝の相手は小笠東イーグルススポーツ少年団。試合は小笠東の攻撃で「プレーボール」。ワンアウトから死球で出したランナーを2塁に送られると、守備が乱れる間に1点を先制される。2回に入っても細江は本来とは程遠いプレー。二つのエラーでランナーを溜めると、長短打を織り交ぜられこの回4失点。2回が終わって0対5と小笠東に主導権に握られる展開。なんとか点を返したい細江だが、相手エースの前に打線が沈黙。3回の小笠東は二つのフォアボールを足掛かりに5点を追加し、0対10と細江は大きく引き離される。それでも試合を諦めない細江はその裏、ワンアウトから死球で出塁したランナーを2塁に進めると、内野安打とヒットで1点を返すことに成功。終盤となる6回裏には、代わった投手から二本の二塁打とホームランで3点を奪取するも、4対11で小笠東に敗れ、惜しくも準優勝に終わった。
優勝はできなかったが、準決勝で見せた打ち合いでの力強さ、決勝で見せた最後まで諦めない姿勢。今後も目を離せないチームであることは間違いない。





[ad]
関連記事
PICKUP
-
令和4年12月18日に『第22回磐田地区新人戦大会』が東遠カルチャーパーク総合体育館さんり〜なで開催された。出場したのは、磐田地区の男女各10チーム。それぞれが新チームとしての初陣を飾った。バスケットボールジュニアアスリート浜松
-
麁玉中学校が東海大会優勝ソフトテニスジュニアアスリート浜松
-
新人戦浜松地区大会優勝を果たした浜北北部中学校。これでこの大会8連覇という偉業を達成した。ソフトボールジュニアアスリート浜松
-
浜北北部中が
惜しくも県準優勝。野球ジュニアアスリート浜松 -
目標は『打倒笠井』。新人戦でのリベンジを果たし、まずは浜松の頂点に立つ。そして、県大会では、秋を超えるベスト4進出を果たし、東海大会への切符を掴む。柔道ジュニアアスリート浜松