県の頂点を勝ち取り
全国大会へ
清竜中学校 男子ソフトテニス部
新人戦の県大会で準優勝に輝き、県内でもトップレベルの強さを誇る清竜中学校男子ソフトテニス部。
創部12年目を迎え、今年の部員数は23名。中学に入ってからソフトテニスを始める生徒が多いが、厳しい練習を8名の3年生が常に引っ張ってきた。
今年は、技術よりも身体能力や精神力を活かし、パワーとスピードを武器に、各大会で好成績を収めてきた。
サーブレシーブを中心とした練習では、強くて速い打球を心掛け、どんなボールにも力負けしないように意識。自分たちのストロングポイントを最大限に活かすためのトレーニングを積んできた。
今後は、速いボールのしっかりと対応できるだけのフットワークと、“ここぞ”という場面で確実に狙った所に打ち返せる技術を身に付ける練習に重点を置く。
チームの主軸は、エースの鈴木和也くんと山下蓮くんペア。
持ち前の強い精神力でどんな相手にも一歩も引かず、自分たちのプレーを貫くことで、他の部員たちを鼓舞し続ける。
今年の静岡県男子ソフトテニス界は、麁玉中学校がタイトルを総なめ。
清竜中学校の前には、常に、この“絶対王者”が立ちはだかってきた。
しかし、そこを越えなければ、県の頂点に辿り着くことはできない。
あと一歩の所で阻まれてきたタイトル奪取へ。
反撃の狼煙がまもなく上がる。