『静岡県U12バスケットボール選手権大会』の西部支部予選。舞阪小学校をメイン会場に行われた女子の部では、芳川北ワイルドキャッツが優勝。大会連覇を果たした。

芳川北ワイルドキャッツが大会連覇。

2023年度トヨタユナイテッド静岡カップ  第41回静岡県U12バスケットボール選手権大会

令和5年10月15日、11月5日に開催された『2023年度トヨタユナイテッド静岡カップ第41回静岡県U12バスケットボール選手権大会』の西部支部予選。大会には、浜松、天竜浜名湖、磐田地区から男女それぞれ8チーム、24チームずつが出場。3チームごとのリーグ戦を戦い、各リーグ1位のみが決勝トーナメントに進むと共に、県大会への出場権を獲得する。

舞阪小学校をメイン会場に行われた女子の部。県大会出場を決め、決勝トーナメントまで駒を進めたのは、芳川北ワイルドキャッツ(浜松1位)、新津ファイティングビーズ(浜松2位)、相生飯田ファルコンズ(浜松3位)、浜松北クリエイターズ(浜松4位)、浜松グランディーダイブ(浜松5位)、与進ミニバス(浜松7位)、舞阪ミニバス(天浜2位)、豊田フレンズ(磐田1位)の8チーム。1回戦では、芳川北が浜松GDを、舞阪が新津を、与進が相生飯田を、豊田が浜松北をそれぞれ下してベスト4進出を果たした。

準決勝第一試合では、芳川北と舞阪が対戦。試合の主導権を握ったのは芳川北。堅い守備で舞阪の自由を奪うと、点差をみるみる広げ、35対11で前半を終える。後半に入っても芳川北は畳み掛け、65対25で舞阪に圧勝。決勝進出を決め、大会連覇に大手を掛けた。

準決勝第二試合は、与進が豊田と対戦。序盤から苦しい展開となったが奮闘を見せ、17対28と11点を追いかけて試合は後半戦へ。しかし、後半に入ると個の能力で優る豊田に試合の主導権を完全に握られ、33対63で敗戦。3位決定戦に回ることとなった。

決勝戦は、連覇を目指す芳川北と豊田の一戦。試合は、決勝戦に相応しい白熱した展開となった。試合序盤は、一進一退の攻防が続き、16対15と芳川北が1点リードで第1ピリオドを終える。第2ピリオドに入っても拮抗した展開が続くが、終盤に連続ゴールを奪った芳川北が29対21とリードを8点に広げて前半を終えた。後半に入っても試合は一進一退。互いにエースを中心にゴールを奪い合うが、終盤勢いに乗った豊田が芳川北に迫り、39対35と4点差まで詰め寄った。第4ピリオドに入ると豊田の勢いが勝り、開始早々に39対39の同点とされる。踏ん張りどころを迎えた芳川北は、ディフェンスからリズムを取り戻し再びリードを奪うと、主導権を奪い返し、最後は時間を使いながらきっちりと試合を締め56対48で勝利。昨年に続き優勝を果たして大会連覇を飾った。

最終順位は、優勝が芳川北ワイルドキャッツ、準優勝に豊田フレンズ、3位に舞阪ミニバス、4位に与進ミニバス、5位に相生飯田ファルコンズ、6位に浜松グランディーダイブ、7位に浜松北クリエイターズ、8位に新津ファイティングビーズとなり、この8チームが全国大会出場を懸けて県大会に出場する。

また、同日別会場で行われた男子の部は、浜松南レイカーズが優勝、準優勝に江南ミニバス、3位に与進ミニバス、4位に浅羽ミニバス、5位に新津パイレーツ、6位に新居ミニバス、7位に浜松フェニックス、8位に雄踏ミニバスとなった。


鴨川

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