「一歩ずつ」が生んだ全国3位の快挙
松島彰吾 北浜中学校陸上部
中体連東海大会の1,500mにおいて3年連続優勝、昨夏の中体連の全国大会では、3,000mで3位という快挙を達成。先に行われた『全国都道府県対抗駅伝』においては、全国の強豪がひしめく中、区間3位の成績を挙げた。この世代において、全国トップクラスのアスリートと言えよう。
小学生の頃は、野球やサッカーなどさまざまな競技をプレーしていたが、陸上に専念するきっかけとなったのは、小学校6年生の時に出場した『市町村対抗駅伝』。この大会の選抜選手に選ばれたことを機に、陸上に専念することとなった。
北浜中学校はグランドがあまり広くないため、練習は隣接する「美薗中央公園」のグランドを使用。
毎日10キロ以上の走り込みを行った。
今春からは、陸上の名門・浜松日体高校へと進む。将来的には『箱根駅伝』や『東京五輪』を目標にしているのか訪ねると笑いながらこう答えた。
「そんなことは目標にしていません(笑)。高校での目標は中学の自分を上回ること。目の前のことを一歩ずつクリアしていきたいです」
夢を語ることは誰でもできる。その夢を実現するためには、いま、目の前にあることをやらなければ到達しない。そのことを知っている人は多いが、それを実践できる人はごく僅か。 ライバルは“昨日の自分”。積み重ねこそが、自分の未来を切り開く。
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