再び挑む全国の舞台。

浜松開誠館中学校 野球部
『西部地区新人野球大会』で優勝し、全国大会となる『文部科学大臣杯全日本少年春季軟式野球大会』への出場を決めた浜松開誠館中学校野球部。3年ぶりの全国出場となる。
昨年からの主力の多くが残り、優勝候補として挑んだ新人戦の浜松地区大会では、1回戦の丸塚中学校戦で2対1と苦戦を強いられたものの、2回戦の北浜東部中学校を4対0、3回戦の積志中学校を8対1(コールド勝ち)、さらに準々決勝の雄踏中学校戦では持ち前の打線が爆発し、13対0と圧倒的な力を見せつけて勝利し、準決勝の開成中学校戦に挑んだ。この準決勝では開成中エースの前に打線が沈黙。試合の入りが悪いままペースを掴むことができず1対2の敗戦。技術というよりもメンタルに課題を残した敗戦となった。
転機となったのは、地区大会後に行った東海大翔洋中学校との練習試合。積極的に次を狙う走塁、力強い打撃、そして何より、味方の好プレーをチームみんなで盛り上げる姿に、自分たちが目指す野球が重なり、やるべきことが明確になった。
西部大会では初戦から本来の力を発揮し、1回戦を8対1(5回コールド・掛川北中)、2回戦を8対2(雄踏中)、準決勝は6対3(大須賀中)と、ほぼ完璧な試合運びで決勝進出を決めた。全国大会出場を懸けた決勝戦の対戦相手は、浜松地区大会準優勝の北部中・可美中合同チーム。1回表、いきなりチャンスを作られた。地区大会ではここで失点し敗戦に繋がったが、この日の彼らは違った。全員プレーでピンチを切り抜けると、その裏の攻撃で1点を先制。その後は両投手による投手戦が続いたが、5回裏に長打で4点、6回裏にも1点を追加し、6対0で北部・可美を下し優勝。春の全国出場を決めた。
キャプテンの鈴木陽太くんはこう話す。「地区大会では試合の入りが悪く、自分たちのプレーができずに負けた。西部大会の決勝も同じ様な展開になりかけたが、そこを乗り越えられたのは自信になりました。全国では開誠館の野球をやりきり、一勝を目指します」
彼らが新たな歴史の扉をこじ開ける。
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