『第44回全日本バレーボール小学生大会』の静岡県大会で初優勝を果たした袋井南ジュニアバレーボールクラブ。大会に出場し始めてから12年目にして初の全国大会出場を果たした。

県大会初優勝。全国への扉を開く。

袋井南ジュニアバレーボールクラブ

『第44回全日本バレーボール小学生大会』の静岡県大会で初優勝を果たした袋井南ジュニアバレーボールクラブ。大会に出場し始めてから12年目にして初の全国大会出場を果たした。

令和6年5月12日から始まった西部地区大会では、初日を2位で終え、2日目の5位決定リーグに出場。ここでは、大坂VSC、麁玉VSC、桜木VSCに勝利。西部5位で県大会に出場した。

令和6年6月9日から始まった県大会。初戦で富岡フレンズ(東部6位)にストレート勝ちを収め、上々の滑り出しを見せた。2回戦の相手は、田町ミニバレーボールスポーツ少年団(中部2位)。練習試合でも対戦しており、勝敗は五分五分の相手。試合は、第1 セットを14対21で落とすも、第2セットは21対9で奪い、フルセットに持ち込む。最終セットを15対11で奪い、セットカウント2対1で勝利。この試合について選手たちは、「負けたら2日目に繋がらない大事な一戦でした。第1セットを奪われても諦めずに戦うことを徹底し、逆転勝ちできたことは自信にもなりましたし、チームに勢いが出た大きな1勝でした」と振り返った。

この勝利で勢いに乗った袋井南は、準々決勝の大井川東VSC(中部7位)にストレート勝ちを収めてベスト4に進出。準決勝では、昨年、東海大会出場を阻まれた港VSC(中部3位)にストレート勝ちを収めて決勝に進出。決勝の相手は、第1シードの青島バレーボール少年団(中部1位)。第1セットを21対19で奪って主導権を握ると、第2セットも21対17で奪い、ストレート勝ち。西部地区大会では5位と出遅れたものの、大会を通して成長を遂げ、見事大会初優勝を果たした。

8月6日から始まった全国大会では、勝利こそ挙げられなかったものの、選手たちは全国の舞台を肌で感じることができた。今後のバレー人生において、この経験はきっと大きな財産となる。チームの歴史に新たな1ページを刻んだ彼女たちの活躍に今後も注目していきたい。


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