令和5年10月28日に浜名湖ガーデンパークにて浜松地区中学校駅伝競走大会が行われた。女子では、細江中学校が北浜中学校との競り合いを制し、大会連覇。男子では、西部駅伝での借りを返した浜松開誠館中学校が大会3連覇を果たした。
男子は開誠館が、女子は細江が連覇。
令和5年度 浜松地区中学校駅伝競走大会
令和5年度の中学校体育連盟が主催する最後の大会となる『浜松地区駅伝競走大会』が、令和5年10月28日に浜名湖ガーデンパークにて開催された。舞台となるのはガーデンパーク内に設けられた特設コース。女子は総距離11.1kmを5人で、男子は総距離15.6kmを6人で襷を繋ぐ。
先にスタートしたのは女子の部。各校のエースが名を連ねた最長距離の1区では、太田美香さん(細江)がトップで襷を渡す。2区に入ると、4位で襷を受けた村松留名さん(北浜)が2位まで順位を押し上げるが、トップを走る細江は、3区の澤田美紗さん、4区の井嶋梨音さんが区間賞の走りで差を広げ、独走態勢に入った。追いかける北浜は、アンカーの大杉彩稀さんが差を23秒縮める猛追を見せるも、細江が逃げ切りに成功。5人全員が区間2位以内と総合力の高さを見せた細江がトップを一度も譲ることなく優勝。大会連覇を果たした。2位に北浜中学校、3位には終盤に順位を上げてきた東部中学校が入った。
一方の男子。女子同様に各校のエースがひしめき合った1区は、神谷幌くん(蜆塚)が制し、トップで襷を繋いだ。2区に入ると、3位で襷を受けた浜松開誠館中学校がトップに躍り出る。開誠館は、その後も各選手が好走を見せ、トップを独走。最後までリードを広げ続け、終わってみれば1分以上の差をつけた開誠館がトップでゴール。西部駅伝での雪辱を果たし、見事大会3連覇を達成した。2位には、2人が区間賞の快走を見せた西部駅伝優勝の北浜中学校、3位には、崩れることなく順位をキープしてきた笠井中学校が入った。