令和5年3月19日から行われた『全日本少年軟式野球大会』の中遠ブロック大会。前回王者の磐田東中学校が準決勝で今春の全国大会でベスト8の桜が丘中学校を下し、決勝に進出。今年も県大会への出場権を獲得した。
磐田東中学校が県大会の切符を掴む。
全日本少年軟式野球大会中遠ブロック予選
令和5年3月19日に開幕した『全日本少年軟式野球大会』の中遠ブロック予選。磐周地区からは、各支部予選を勝ち上がった磐田東中学校(磐田支部)、豊田南中学校(福田支部)、浅羽中学校(袋井支部)の3校が出場した。
大会では、磐田東が今年も勝負強さを見せる。初戦で豊田南に7対1と快勝を収めると、準決勝では、春の全国大会でベスト8進出を果たした桜が丘中学校と対戦。5回までに0対4とリードを許す苦しい展開だったが、5回裏に打線が爆発。先頭打者がエラーで出塁すると、1アウト1塁とされるも、連続ヒットで1アウト満塁のチャンスを作る。ここで迎えるは、今日2打数2安打の1番打者。鋭い打球がライトの頭上を越え、走者一掃のタイムリー3ベース。3対4と1点差に迫ると、次の打者も左中間を割るタイムリー3ベースを放ち、4対4の同点に追いつく。なおもチャンスが続く磐田東は、2アウト2、3塁からキャプテンがタイムリーヒットを放ち、この回打者一巡の猛攻で5点を奪い、ついに試合をひっくり返した。その後は、エースが気迫のこもったピッチングで相手打線を押さえ込み、このままゲームセット。強豪桜が丘を相手に5対4と鮮やかな逆転勝ちを収め、決勝進出を果たした。決勝では、菊川西中学校に敗れたものの、新人戦では逃した県大会への出場権を獲得した。