新人戦の浜松地区大会において、女子が初優勝、男子が5位入賞と共に好成績を収めた浜松日体中学校剣道部。創部以来初となる快挙を成し遂げ、「颯爽」の部旗の下に新チームとして最高のスタートを切った。
創部初の快挙を経て。 目指すは、夏の全国。
新人戦の浜松地区大会において、女子が初優勝、男子が5位入賞と共に好成績を収めた浜松日体中学校剣道部。創部以来初となる快挙を成し遂げ、「颯爽」の部旗の下に新チームとして最高のスタートを切った。
現在は、3年生3名、2年生16名、1年生9名の28名が所属している。剣道経験者は極めて稀で、ほぼ全員が中学に入ってから剣道を始めた素人集団。「まずは剣道を好きになってもらうこと、そして嫌いにならないような指導を心掛けています」と新田先生は話す。そのため、仲良く、楽しくをモットーに、普段から笑いの絶えない明るい雰囲気が最大の特徴。意識の高い選手が多く、稽古となれば真剣に向き合い、オンとオフをしっかりと切り替えられることも特徴のひとつだ。
「稽古では、素振りを徹底していて、素振りの量はどの学校にも負けていないと思います」と男子キャプテンの小泉維慶くんが話せば、「団体戦では穴がないこと、そして、互いに支え合えるチームワークの良さが武器だと思っています」と女子キャプテンの森下莉菜子さん。二人に今後の目標を訊いてみると、「全国大会出場です」と口を揃えた。
まずは、初の県大会(羽賀杯)で自分たちの実力を試し、立ち位置を確認する。そして、夏は県を制して全国へ。素人集団が巻き起こす下剋上。半年後にどんなドラマが待っているのか。今後の活躍に注目していきたい。