監督、コーチの言葉で子供達は実に伸び伸びとプレーしていた。このあたりが強豪チームがつくられる要因のひとつなのかもしれない。

12月5日。
この日は“最強チーム”三ヶ日ジュニアファイターズとの練習試合。
同じ町で、同じ支部の野球チームだが、練習試合をしたことがほとんどない。
コーチの話によれば
「8年間コーチをしているが練習試合をやってもらった記憶がない」
とのこと。
レベルの差が圧倒的だったためなのだが、練習試合をしてもらえること自体、珍しいことのようだ。
さらにいうとチームができてから30年以上経つが、勝ったことは一度もないそうだ。
8時半頃、ファイターズがやってきた。
まず気が付くのがその声の大きさ。
挨拶はもちろん、ランニング中やノック時の声出しもよ~く出ている。
この時点で相手チームは圧倒されてしまうことだろう。
試合前のノック。
ファイターズはやはり上手い。
ゴロを捌くときの姿勢、足捌き、送球、全てが惚れ惚れするほど上手い。
ここでも相手チームは圧倒されてしまうことだろう。
9時過ぎ、フレンズが先攻で試合開始。
この日のキャプテンはコウタ。大きな声でチームを引っ張りました。
ファイターズの先発ピッチャーは大柄な右の本格派。長身から角度のあるストレートを投込んでくる。
しかしそんなピッチャーからフレンズが先制点を挙げる。
立ち上がりで請求が定まらないところを突き、フォアボール、盗塁でランナーは2塁。ここで相手ピッチャーが牽制を悪送球。ボールが外野を転々とする間に1点を先制した。
その後はお互い点を取り合い、2対2で迎えた5回表。この日も4番に入ったコウヘイの打棒が炸裂。左中間を破るツーベースヒットでフレンズが2点追加。
7回にはエースサトシがセンターオーバーのヒットを放ち、さらに2点を加え6対2。最終回のファイターズの反撃をサトシが抑えフレンズが勝利。
チーム創設以来“初”の対ファイターズ勝利だ。
先週のどうしようもない大敗後の練習試合だったが、比較的集中できてきたのではないだろうか。とにかく今回の収穫は“あの”ファイターズに勝てたこと。先輩達がなし得なかった“偉業”ともいえる結果がでた。過信することなく、目の前のことを集中してやれば、このレベルのチームにも勝てるということがわかったはず。今後にぜひとも活かして欲しい。
ちなみにファイターズのピッチャーは4年生、キャッチャーは3年生らしい。5年生は女子を含めて3人しかいないらしい(違っていたらすみません)。全員が5年生に見えたのだが…。
印象的だったのはファイターズの監督、コーチ陣。ミスしても怒鳴ることなく、チャレンジを促すあたりは感銘を受けた。監督、コーチの言葉で子供達は実に伸び伸びとプレーしていた。このあたりが強豪チームがつくられる要因のひとつなのかもしれない。
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