ホームグラウンドで
野球ができる喜び。

中部中学校
野球部
昨年の4月から、小中一貫校の「浜松中部学園」として再出発した中部中学校。
この春、初めての卒業生となる9年生(中学3年生)を送り出すことになる。
実は中部中学校野球部は昭和58年に野球部が復活してから一度もホームで試合をしたことがない。
特に9年生は、入学時からグラウンドが拡張工事中だったため、塁間ほどの広さを確保してもらった近隣の鹿谷グランドで練習を行っていた。
それがこの12月6日。待望のグラウンドが校舎南側に完成。
練習はもちろん、試合も行える広さを確保した。
そして12月23日。こけら落としとなる、9年生の『お別れ試合』が行われた。
9年生中心の混合チームと、現役チームが対戦。9年生にとってはホームグラウンドで行う“最初で最後”の試合となった。
元キャプテンで9年生の山本大輔くんに話を聞いた。
「恵まれていない環境の中で、何ができるか、を常に考え、全員で取り組んだ3年間でした。『人間性を高めれば野球の神様が勝たせてくれる』という先生の言葉を胸に、凡事徹底、特に挨拶は意識して行っていたつもりです。最後にホームグラウンドで試合ができましたし、いい仲間に恵まれて、幸せな3年間でした」
現キャプテンで8年生の川島佳大くんにも話を聞いた。
「ノックやバッティングができるようになったので、大きく変わりました。グラウンドがあることに感謝し、最後まで楽しく、思い切り野球をやりたいです」
グラウンドには、いつまでも笑い声と打球音が鳴り響いていた。
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