オスグッドと姿勢の意外な関係!!
以前、シリーズの1回目でも紹介しましたが、「オスグッド病」は、腿(もも)前の筋肉を酷使することで、膝(ひざ)のお皿の下の骨が出ている部分が痛くなります。この場所は、腿前の筋肉の大きな力が集中して負担を掛ける部分です。
実はこのオスグッド病、普段の悪い姿勢も症状の大きな原因のひとつになっているのです。
今回ご紹介する“悪い姿勢”とは、「骨盤の後傾」という状態です。写真のように骨盤が後傾していると、上半身が丸くなり、猫背のような姿勢になります。この姿勢が、腿前の筋肉を過度に緊張させ、膝への負担を大きくしてしまいます。
鈴木亮瑛さん(すずきりょうえい)
大勢のジュニアアスリートが訪れる「アーチ鍼灸整骨院」の院長。各競技に合わせ、スポーツ選手の怪我からの復帰をサポートしている。