想いが届くように華やかに応援する。
GEMS kids
昨今、プロスポーツチームの試合でよく見掛けるようになったチアリーディング。一昔前よりも認知度も上がり、今では多くの子供たちが関心を抱く時代へと変わった。
そんな中、浜松地区内で“競技”としてチアリーディングに取り組んでいるクラブがある。それが『GEMSKids』だ。同クラブは、社会人のチアリーディングチーム『浜松チアリーディングクラブ』を母体とし、平成30年に結成。現在は、小学1年生から中学1年生までの12名が所属。社会人とキッズが一緒に活動しているのは、この地区では同クラブのみ。チームの発足とともにチアリーディングを始めた子たちばかりのため、練習では柔軟や体操など体を動かす基礎能力の向上に力を入れる。指導に当たる代表の小倉さんは、チームについてこう話す。「チアリーディングは、仲間を信じることが大前提の競技です。お互いに意見交換ができることを身につけていきます。そして、何よりも誰かを“応援する”競技なので、その気持ちを前面に出せるように指導しています」
子供たちに目標を聞いてみると、大橋美蘭さん(佐鳴台中1年)は、「どんどんレベルの高い技に挑戦していきたい」と話し、金井雫さん(雄踏小5年)は、「チームワークをもっと良くしたい」、松下瑠夏さん(篠原小4年)は、「大会で賞を取りたい」と、それぞれの目標を話してくれた。
演技力や技の難易度に加え、誰かを“応援する”力が求められるチアリーディング。彼女たちのその笑顔で、これからもたくさんの人たちを応援し続ける。
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