自分たちで考えて、実践するテニス。
入野中学校
女子ソフトテニス部
入野中学校女子ソフトテニス部は、2年生16名、1年生が13名の29名で活動。普段の練習はアップから始まり、試合を意識した展開練習が中心。課題が見つかればポジション別に分かれ、それぞれが課題克服に取り組む。キャプテンの仲山和花さんに話を聞いた。「一番大事にしていることは、まず自分たちで考えるということです。部活動は自主性や自立を育む場であると思います。何でもかんでも先生に頼るのではなく、まずは自分たちで考え、課題の克服を目指します。もちろん、自分たちだけで答えが出ない時には先生に教えてもらいます。今の課題は試合慣れ。試合になると本来の力がまだまだ出せない。練習から緊張感を持って取り組むことを意識しています」
夏休みには校内戦を行うなど、実践不足を補い新人戦に挑んだものの、トーナメント初戦で北浜東部中学校に敗れ、涙を飲んだ。「自分たちのミスが多く、普段通りのプレーができなかったのが悔しいです。ただ、この敗戦で見つかった一番の課題は緊張感への対応。練習時の緊張感、一球に対する集中力を意識して取り組みたいです。もちろん、技術的にも足りない部分が多かった。これからやることが山積みです」と仲山キャプテン。敗戦をズルズルと引きずるつもりはなく、その目線は先を見据える。
彼女たちの目標は夏季大会での県大会出場。まずは『市スポ』で今回以上の成績を目指す。
自ら考え、実践する彼女たちが戦っているのは“昨日の自分”。一歩一歩の積み重ねが、大きな頂へ辿り着く唯一の方法。彼女たちは“人生”という山を登っている。
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