体の中から
美しくなってほしい。
ビオ・あつみ エピスリー浜松
渡会社長に聞く!
---厳選食材店「ビオ・あつみエピスリー浜松(中区砂山町)」がオープンから6年目に入ります。店頭には自然派食品や、厳選された逸品が並んでいます。食に対する想いを教えてください。
ビオ・あつみは6年目ですが、良質な食品を一品一品揃え始めてから20年が経ちます。きっかけは、食が起因となる病気、血管の詰まりや肥満、アトピー、皮膚炎などをなくしたいという想いでした。戦後、食の欧米化が進み、脂っぽい食事が中心となりました。その結果として、さまざまな病気が生まれてきました。食で病気になるのではなく、食で健康になってほしい。そのためには食材が大切。出来る限り食品添加物や農薬を使っていない食品や野菜の仕入れを行っています。これは「ビオ・あつみ」だけではなく、田原市、豊橋市、豊川市にある「フードオアシスあつみ」でも同じ食材を扱っています。無添加にこだわっているというよりも、余計なモノを削ぎ落としていったら無添加になった、という方が正しいですかね(笑)
---「食で健康に」と聞くといろいろと制限がありそうな感じがします。
そうなんです。我々が提案するのは、ストイックに我慢して楽しくない食事をするのではなく、お洒落にオーガニック。楽しみながら健康的な食を提案したい。それを具現化したのが、「ビオ・あつみエピスリー浜松」です。コンセプトは「美を!」。店名の「ビオ」はここから名付けました。本来、美しさというのは、化粧で創り上げるものではなく、体の中からつくるものだと思います。女性はいつまでも若々しく、魅力的でありたいと考えています。だからこそ、良質な食材・調味料を使っておウチでご飯をして欲しい。外食で食べるよりも半分の値段で最高の食材を楽しめます。そうすることで、愛する家族や、大切な人たちと食べる楽しみを分かち合ってもらいたい。だからこそ、より新鮮なもの、より美味しいもの、より安全なものを厳選して、ご提供させていただいています。
---ワインの品揃えが豊富だと聞きましたが。
ワインは、弊社のスタッフがフランスに赴き、蔵元の人柄やワイン造りに対するこだわり、熱い想いを聞いて、農薬不使用・天然酵母で発酵した自然派ワインを買い付けています。弊社で取り扱っているワインは「のどごし」が違うと思います。そもそも食物の良し悪しはのどごしで決まると思っています。添加物等が入っていたら食物はのどごしが悪い。体がその食物を拒否しているんですね。こうした取り組みは、ほとんどの食品・食材でも行っています。地元の真面目に取り組んでいるメーカーさんや、有機栽培の農家さん等、顔が見える生産者の皆様のことを弊社では「取り組み先」と呼びますが、弊社理念「五方良し」に共感いただける取り組み先の方々と一緒に、これからも安全・安心な食の提供に取り組んでいきます。できる人が、できることを、できるだけ!がモットー。食べた物で、身体はつくられます。食は医。とても大切です。
---2年半ほど前に、初の外食産業となる「あったかキッチンまあるいおさら○」をオープンされました。経緯を教えてください。
「食品添加物や化学調味料を使わない、ちゃんとした食材で、温かい食事をリーズナブルに食べて欲しい」というのが一番です。本物の食材の持つ美味しさを感じてもらえたら嬉しいですね。
---今後はどのような展開を?
来年の夏に「ビオ・あつみエピスリー」を豊橋市三ノ輪町にオープンする予定です。我々が目指すのは「食を通じて人を良くする」。このビジネスモデルを東三河で構築します。そして、この取り組みが全国に広がっていってほしい。そう願っています。
---最後に、渡会社長が地域社会に貢献したいことはありますか?
少し壮大かもしれませんが、子供たちが安心して暮らせる地球を残すことですね。ただ、その目標を達成する際には、地域の皆さまへ「正しさよりも楽しさ」を伝えていけたらと思っています。もし無理に今の生活を正そうとすると、どうしても辛くなってしまうこともありますし。なるべく無理のない範囲でできることから少しずつ行っていくのが理想だと思います。「ビオ・あつみエピスリー浜松」に来たお客様が、より豊かな暮らしの気付きを楽しく得られるようになったら嬉しいです。
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