浜松選抜
 台湾遠征レポート。

台湾遠征親善試合

第28回国際親善中学野球
浜松選抜台湾遠征

平成30年8月18日から行われた『台湾遠征親善試合』。

浜松選抜Tチームは大理國中学校と対戦。
先攻のTチームは初回、浦山(浜北北部中)のヒットを足掛かりに満塁のチャンスを作ると、松野(浜北北部中)がヒットを放ち、幸先良く2点を先制。その後もTチームは小刻みに得点を重ね、4回が終わって7対3とリード。6回には森(可美中)のタイムリーヒットなどで3点を挙げ駄目押し。10対3で初戦を飾った。

続く2試合目は、光明國中学校と対戦。
初回に1点を先制されたものの、2回表に三連打ですぐさま逆転に成功。投げては先発の森川(丸塚中)が、伸びのあるストレートを武器に光明國中を翻弄。2回以降、相手を無失点に抑える。しかし疲れが見え始めた6回裏、タイムリーヒットを打たれ同点に追いつかれると、2対2のまま「ゲームセット」。2試合目は引き分けとなった。

翌日は、長安國中学校と対戦。
夏季大会優勝バッテリー「松野・鈴木(ともに浜北北部中)」で臨んだ第3戦。
3回に1点を奪われたものの、きっちりと試合を作る。2対1でリードして終盤を迎えたものの、6回表に逆転され、3対4で敗戦。初黒星となった。

最終戦となる4試合目の相手は新泰國中学校。
初回に先制を許すも、その後は先発の山田竜(開誠館中)が試合を作り、二番手の森(可美中)へスイッチ。森は2回4奪三振という圧巻のピッチングで流れを引き込む。すると6回、主将の山田遥(高台中)がバントヒットでチーム初安打を記録すると、その後は打線が爆発し、終盤の大逆転で7対1とTチームが勝利。

2勝1敗1分という結果で台湾遠征を終えた。

一方のHチームは初日、長安國中と対戦。
試合は、3回にHチームが3点を先制するも、その裏にすぐさま追いつかれ同点のまま終盤へ。6回表に1点を勝ち越すと、7回には野田(北部中)の二塁打を足掛かりに2点を追加。最終回に1点を返されるも、先発の鈴木(中郡中)は最後まで粘り強いピッチングを見せ、見事完投勝利。初戦をモノにした。

続く2試合目は新泰國中と対戦。
この試合ではHチームの打線が爆発。初回表、辻村(入野中)と天野(中郡中)の連続ヒットで先制すると、相手のミスも重なり、いきなり3点を奪う。攻撃の手を緩めないHチームは、2回に1点、3回に2点、4回に3点と序盤で試合を決める。投げては小刻みな投手リレーで相手を1点に抑え、10対1で勝利。
開幕連勝となった。

二日目の第1試合は大理國中と対戦。
初回に2点を先制されたが、その裏には對馬(開成中)のタイムリー、2回裏には馬塚(中郡中)のタイムリーで同点に追いつくことに成功。しかし、この日は投手陣が踏ん張りきれず、3回、4回に追加点を奪われ、2対5で敗戦。
残塁も多く、課題の残る試合となった。

最終戦となる第4試合の相手は光明國中。
初回に1点を先制して迎えた3回、Hチーム打線が爆発する。ワンアウトから伊藤(中郡中)がヒットで出塁すると、花井(天竜中)、山元(開成中)、植田弘(雄踏中)、竹田(北浜中)、森口(入野中)のヒットで5点を追加。6対0と試合の主導権を握る。その後は光明國中の猛攻にあうが、投手陣が何とか踏ん張り6対5で勝利。Hチームは3勝1敗という結果だった。

この遠征に選ばれた40名は、大きな自信を得たことだろう。

しかしこれは、この先のためのステップ。
高校野球で一層輝いてほしい。

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浜松英会話アカデミー カンファータ すたみな太郎

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