新しく芽吹く文化。
浜松ミッドウィングス
スポーツ少年団
ソフトボールが盛んな地域として知られる曳馬地区。
この地区では、小学生の間はソフトボールを楽しみ、中学生になってから軟式野球部に入るという子が非常に多く、小学生のうちから野球をプレーする子は非常に少ない。
『浜松ミッドウィングススポーツ少年団』は、「小学生のうちから野球ができる環境を提供したい」という想いから、平成23年に結成された少年野球チーム。
現在は、小学3年生から6年生までの14名が所属。楽しみながらも、勝利を目指して一生懸命に練習に励んでいる。
監督の小竹さんはチームについてこう話す。
「子供たちには、まずは野球というスポーツに触れてもらい、その楽しさを知ってもらうことが一番だと考えています。そのための環境をつくり、子供たちが早い段階から野球を経験することによって、もっともっと野球を好きになってもらいたい。そしてこの地域の子供たちにもっとチームのことを知ってもらい、ぜひ一度、野球の楽しさを体感してほしいです。また、今年は6年生が7人いるので、下級生たちの励みとなるよう、なんとか大会で結果を出したいと思います」
卒団した先輩たちは、“強豪”曳馬中学校野球部へと入部。
二年連続の全国大会出場に大きく貢献。
中学において、曳馬地区は“野球の街”と言っても過言ではないほど、浸透している。
曳馬地区に、少年野球という文化が始まって5年。
地域の人たちと繋がり、支えられることで、徐々にだが少年野球が浸透してきた。
この新しい文化がさらに広がり、ソフトボールとともに“地域の象徴”と言えるスポーツに成長していくことを期待したい。
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