新居ミニバスケットボール
 が男女アベック優勝。

第22回シャンソンカップ西部支部大会

第22回シャンソンカップ西部支部大会

平成28年6月12日と19日の二日間に渡って行われた『シャンソンカップ西部支部大会』。

男子は雄踏小学校を、女子は豊田南小学校をメイン会場に、各支部予選を勝ち抜いた男女それぞれ24チームが、上位8チームに与えられる県大会への出場権と“西部王者”の称号を懸けて熱戦を繰り広げた。

ベスト4に名乗りを挙げたのは、男子では、新居ミニバスケットボールスポーツ少年団と、芳川北ワイルドキャッツ、舞阪ミニバスケットボールクラブ、浜松与進ミニバスケットボール少年団という浜松エリアの4チーム。

女子は、湖西ミニバスケットボール少年団と、AOI PHOENIXミニバスケットボールスポーツ少年団、磐田市の豊田フレンズ、そして男女ともに勝ち上がった新居ミニバスケットボールスポーツ少年団という浜松エリアの3チームに磐田が1チーム。

男子の準決勝は、芳川北と舞阪が対戦。1点を争う好ゲームとなったが、芳川北が37対34で舞阪を振りきり決勝進出。

新居と与進の対戦となったもう一試合は、序盤は与進がリードを奪ったものの、中盤以降、本来のプレーを取り戻した新居が35対29の逆転で決勝へと駒を進めた。

決勝戦は、芳川北と新居の一戦。

序盤はお互い譲らず、9対9の同点で第1ピリオドを終える。

しかしながら第2ピリオドからは、準決勝同様に、新居がその強さを見せつける。
相手チームのファールを誘い、3ポイントプレーを連発。一気に試合の流れを引き寄せる。
主導権を握った新居は、その後も落ち着いたプレーで着実に得点を重ねリードを広げる。芳川北も必死に追い上げを試みるが、焦りからかシュートに精度を欠き、なかなか点差を縮めることができない。

試合はこのまま新居が逃げ切り、45対36で新居が見事“西部王者”に輝いた。

女子の準決勝はAOIと新居が対戦。個人技で優る新居が終始優位に試合を進め、52対39で勝利し決勝進出。

もうひとつの準決勝では、湖西が豊田と対戦。この試合では、湖西が正確なシュートを次々に決め、53対44で豊田を一蹴。

決勝戦は、湖西と新居という“湖西対決”となった。

試合は第1ピリオドから大きく動く。戻りの早いディフェンスからの速攻を武器とする湖西に対し、新居は圧倒的な個人技が特徴。その個人技がいきなり炸裂。豊富な運動量を武器に激しいディフェンスの湖西を、新居のエースが自慢の個人技で切り裂き次々と得点を挙げ、第1ピリオドは15対8と新居が大きくリードして終える。

第2ピリオドに入っても流れは戻らず、焦りからか、湖西は持ち前のシュートに正確性を欠き、第2ピリオドが終わって24対16と新居のリードは変わらず。

第3ピリオドに入ると、湖西が本来のプレーを取り戻す。
チームに運動量が戻り、激しいディフェンスで新居のプレーエリアを限定。攻撃でもインサイドに切れ込んでの正確なシュートで、点差を一気に縮めにかかると、新居がたまらず「ファール!」。
このチャンスをモノにした湖西が26対24とこの試合初めてリードを奪う。

その後は一進一退の攻防となり、31対31で最終ピリオドへ。
ここで湖西は、今までほとんど使っていなかった遠目からのシュートを解禁。
35対31とリードを奪うことに成功。このまま湖西が走るかと思ったが、ここで新居のエースが目を覚ます。素早いカットインで次々とゴール。湖西のディフェンスも必死で食らいつくが、もはや止めることができず、試合終了。

エースが爆発した新居が43対37で湖西を振り切り、西部大会での“男女アベック優勝”を果たした。

その後行われた県大会でも浜松勢は躍動。

10チームが決勝トーナメントへと進み、新居は男子が準優勝、そして女子は優勝を果たした。

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HMS

 

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