令和7年10月18日に開幕した『第50回西部地区中学校野球大会』。各地区予選を勝ち上がった25チームが集結し、上位3チームに与えられる県大会出場枠を懸けて熱戦が繰り広げられた。

浜名中学校が県大会出場決定。
西部地区中学校野球大会
令和7年10月18日に開幕した『第50回西部地区中学校野球大会』。この大会は春の全国大会に繋がる大会で、トーナメントの上位3チームが全国大会出場を懸けて県大会出場する。浜松地区からは15チームが西部大会に出場した。
一回戦では、浜北北部中学校が掛川西中学校と対戦し、0対9のコールド負け。浜名中学校は豊岡・向陽中学校を9対0のコールド勝ちで下し、幸先の良いスタートを切った。中部・丸塚中学校と開成中学校の浜松対決は8対2で開成が勝利。新津・可美中学校は浅羽中学校を9対0のコールドで下した。天竜中学校は城東中学校と対戦し、3対1で勝利。菊川市中学校と対戦した北浜中学校は1対2と惜敗した。高台・富塚中学校は袋井BBCと対戦し、4対5で惜敗。三ヶ日中学校と対戦した江西スカイウェイブは終盤に得点を重ね、7対1で勝利した。
二回戦からはシード校が登場。三方原・笠井中学校は、初戦コールド勝ちで波に乗る掛川西と対戦。1点を争う好ゲームとなったが、5対6と惜しくも敗れた。浜名は開成と対戦。この試合も次々と得点を重ね、7対0と2試合連続のコールド勝ちでベスト8へ進出した。入野中学校は新津・可美と対戦。延長特別ルールへもつれ込んだ試合は、6対2で入野が制し、ベスト8へと駒を進めた。天竜は磐田東中学校に2対5で敗れた。浜松開誠館中学校は豊田・豊田南中学校を2対0の完封で下した。積志・中郡中学校は菊川の投手を打ち崩せず1対2で惜敗。蜆塚は袋井に4対11のコールドで敗れた。江西は御前崎BBCと対戦し、0対3の完封負けを喫した。
三回戦は二回戦と同日に行われたため、選手層の厚さが試される。浜名は掛川西を5対1で下し準決勝進出。入野は磐田東に3対4で惜しくも敗れ、ベスト4進出はならなかった。菊川と対戦した開誠館は延長特別ルールの大熱戦の末、7対11で敗れ、大会連覇はならなかった。ちなみに、袋井と御前崎の対戦は1対0で御前崎が2試合連続完封勝利でベスト4へ進出した。
準決勝は、浜名が磐田東と対戦。白熱した投手戦となったが、試合は1対0で磐田東が勝利し、浜名は県大会出場を懸けて、3位決定戦に挑むこととなった。もう一つの準決勝は御前崎が菊川に4対2で勝利し、県大会出場を決めるとともに、決勝へと駒を進めた。
決勝戦の前に行われた3位決定戦。浜名が県大会出場を懸けて菊川と対戦した。試合は両投手の気迫あふれるピッチングと、両チームの堅い守備で得点板に0が並ぶ。お互い無得点のまま特別ルールの延長戦へ。8回表の菊川の攻撃を0で抑えた浜名は、その裏、1点を挙げサヨナラ勝ち。県大会出場を果たした。
磐田東と御前崎が対戦した決勝戦。先攻の磐田東の先頭打者が初球を叩くとレフト前へ。先制点が欲しい所だったが後続がダブルプレーに倒れ得点ならず。両者無得点で迎えた2回裏。一死から四球を選ぶと、続く打者が右中間へ運び、一死二塁、三塁のチャンスを作ると、内野ゴロの間に三塁ランナーが生還し、御前崎が1点を先制。さらに続く打者が初球スクイズを決め、さらに1点を追加。その後は両投手が好投し、2対0と御前崎リードのまま最終回へ。磐田東は一死からヒットと四球でランナーを出すも後続が倒れ「ゲームセット」。2対0で御前崎が磐田東を下し、西部王者に輝いた。
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