エコパスタジアムで開催された『令和6年度全国中学校駅伝競走大会』の静岡県西部予選。磐周地区からは男女それぞれ3チームがエントリー。初出場の袋井陸上が男子で優勝、女子で3位に輝いた。
全国出場に向けて袋井陸上が好発進。
静岡県西部地区中学校駅伝競走大会
令和6年10月6日に『令和6年度全国中学校駅伝競走大会』の静岡県西部予選がエコパスタジアムで開催された。今年からクラブチームの参加が認められ、大会には静岡県西部地区の男子53チーム、女子44チームが出場。男女それぞれ学校の部の上位8校とクラブチームの最上位チームが県大会への出場権を獲得する。コースはエコパスタジアムをスタートし、スタジアム外に設けられたコースを走り、スタジアムに戻る特設コース。男子は18.4kmを6人で、女子は12.4kmを5人で襷を繋ぐ。
まずスタートしたのは、女子の部。各校の実力者が揃う最長区間の1区。夏の全国大会出場者が並ぶ中、中村ひまるさん(袋井陸上)が好走を見せ、4位で襷を繋いだ。その後も袋井陸上は安定した走りを見せる。2区でも4位をキープすると3区で田村蓮姫さんが前を走る笠井中学校を抜き、3位に浮上。4区、5区でも崩れることなく順位を守った袋井陸上が3位でフィニッシュ。県大会への出場を決めた。旭が丘中学校が30位、袋井中学校が44位で大会を終えた。
続いて行われた男子の部。男子の部でも強さを見せたのは袋井陸上。最長区間の1区では、尾上裕人くんが4位で襷を繋ぐ。2区に入ると松下翔くんが28秒あった差をひっくり返してトップに立つ。さらに9秒のリードをつけて3区へ。3区でも佐藤聡太郎くんが区間賞の走りでリードを広げて独走態勢に入る。その後も、4区の佐野嶺くんが区間2位、5区の荒遥斗くんが区間賞、6区の中島壮琉くんが区間タイ記録の好走を見せ、終わってみれば2位に35秒の差をつける圧巻のレースを見せてトップでゴール。旭が丘中学校が52位、袋井中学校が53位で大会を終えた。
県大会は、11月4日に同じくエコパスタジアムで開催される。全国を目指す袋井陸上の走りに注目したい。
■男子成績
□総合成績
【優勝】袋井陸上 【52位】旭が丘中学校 【53位】袋井中学校
□区間成績
[1区]尾上裕人(袋井陸上)/4位
[2区]松下翔(袋井陸上)/1位
[3区]佐藤聡太郎(袋井陸上)/1位
[4区]佐野嶺(袋井陸上)/2位
[5区]荒遥斗(袋井陸上)/1位
[6区]中島壮琉(袋井陸上)/2位
■女子成績
□総合成績
【3位】袋井陸上 【30位】旭が丘中学校 【44位】袋井中学校
□区間成績
[1区]中村ひまる(袋井陸上)/4位
[2区]小川理湖(袋井陸上)/5位
[3区]田村蓮姫(袋井陸上)/3位
[4区]山﨑結稀(袋井陸上)/4位
[5区]大塚杏(袋井陸上)/5位