西遠女子学園中が3年ぶりに王座奪還。
2020/02/05
バレーボール ,試合コラム
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第24回静岡県中学校新人バレーボール大会
令和2年1月11日と13日に、このはなアリーナで行われた『第24回静岡県中学校新人バレーボール大会』。女子の部には、西遠女子学園中学校と新居中学校の2校が浜松地区から出場。県の頂点を目指し、県内の強豪に挑んだ。
新居は、初戦の大淵中学校(東部6位)をフルセットの末に下し初戦突破を果たすも、続く2回戦で高洲中学校(中部1位)に惜しくも敗れ、大会連覇とはならなかった。
西遠女子は、初戦の宇佐美中学校(東部5位)、続く富士根南中学校(東部4位)を全く寄せ付けることなくストレート勝ちを収め準決勝へと駒を進めるとともに、東海大会への出場権を獲得。準決勝でも安定した強さを見せる西遠女子は、大浜中学校(西部4位)を25対20、25対18で退け、3年ぶりの決勝進出を決めた。
決勝の相手は新居を下した高洲。この試合でも幸先良く第1セット(25対15)を奪ったものの、、第2セットでは高洲の逆襲にあい、22対25でこのセットを落とす。最終セットに入ると西遠女子が本来のバレーを取り戻し、25対20でこのセットを奪取。セットカウント2対1で勝利し、3年ぶりの王座奪還を果たした。
西遠女子の部員は2年生の6名のみ。昨年からこの6名だけで活動してきた。上級生相手に戦った昨年は彼女たちにとって、かつてないほど苦しく、辛い一年だった。それでも目標に向かって一日一日を積み上げて掴んだ県大会優勝。誰一人怪我も病気も許されない状況下で輝きを放った彼女たちは間違いなく賞賛に値する。
コートに弾ける“笑顔の西遠”が帰ってきた。
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