令和4年11月3日から開幕した『第37回中日旗争奪西部地区中学生新人バスケットボール大会』。周南中学校が3位入賞を果たし、県大会への出場権を獲得した。

周南中学校女子バスケットボール部が3位。県への切符を掴む。

令和4年11月3日から4日間にわたって行われた「第37回中日旗争奪西部地区中学生新人バスケットボール大会』。舞阪総合体育館をメイン会場に行われた女子の部には、西部地区の68校が出場。上位4校に与えられる県大会への出場権を懸けて熱戦を繰り広げた。

磐周地区では、周南中学校、袋井中学校、福田中学校の3校がベスト16に進出。袋井と福田はここで敗れてしまったものの、周南は高台中学校に勝利し、ベスト8に駒を進めた。準々決勝の相手は、第4シードの浜松西部中学校。勝てば県大会が決まる大一番でも安定した試合運びで勝利を収め、ベスト4に進出。近年、県大会出場枠を独占してきた浜松勢の牙城を崩し、県大会への切符を掴み取った。

順調に勝ち上がってきた周南だったが、準決勝で第1シードの丸塚中学校に5点差で敗れ3位決定戦へ。3位決定戦の相手は、浜松学院中学校。高さで劣る周南は、スピードとパスワークで応戦。互角に渡り合うもシュート精度を欠き、12対18と6点ビハインドで第1ピリオドを終えると、その後も追いかける展開が続く。第3ピリオドで一度は追いついたものの、再び離され43対49で試合は終盤へ。最終ピリオドに入ると、足の止まり始めた相手を尻目に、周南は足を生かした攻撃で一気に点差を詰める。すると、残り1分で53対51とこの試合初めてリードを奪うことに成功。猛攻を仕掛ける相手に対し、必死に守るも、ラスト4秒で追いつかれ、試合は3分間のオーバータイムに突入した。

気持ちを切り替え、一度仕切り直した周南は、序盤から攻めの姿勢を見せる。開始1分で3連続ゴールを挙げ、一気に点差をつけると、そのまま最後まで逃げ切った周南が61対56で浜松学院を撃破。西部3位という好成績を収めた。

県大会は来年1月に行われる。磐周地区の代表として、県大会でも大いに活躍してくれることを期待したい。

髙橋モータース

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