“たった”13人の都田中学校が
 県大会準優勝に輝く

第46回静岡県中学選抜野球大会

第46回静岡県中学選抜野球大会

平成28年2月20日から『第46回静岡県中学選抜野球大会』が、浜岡野球場をメイン会場に開催された。

浜松地区からは、予選を勝ち抜いた天竜中学校と都田中学校、富塚中学校、湖西中学校の4校にくわえ、新人戦地区大会優勝の三ヶ日中学校の5校が県大会に出場。

浜松地区からベスト8に進出したのは、天竜中学校と都田中学校、三ヶ日中学校の3校。西部地区というくくりで見ると、なんと6校がベスト8に進んだ。

そんな中で快進撃を見せたのは、部員数“たった”13人の都田中学校。

新人戦浜松地区大会では3回戦まで進んだものの、湖西中学校に1対11のコールド負けを喫した。

「チームの大黒柱である、エースで4番でキャプテンの後藤が精神的に大きく成長しチームが変わった」
と阿形監督が言うように、その後チームは大きく変貌。快進撃が始まった。

新人戦西部大会ではベスト4に進出。優勝した御前崎中学校を“あと一歩”の所まで追い込んだ。

そして迎えた『静岡県中学選抜野球大会』の浜松地区予選。

二回戦から登場した都田中は、エースの後藤くんが躍動。
北浜東部中学校に完封勝ちを収めると、続く佐鳴台中学校に対しても完封で勝利。準々決勝では好投手擁する高台中学校と対戦。お互い無得点のまま延長戦へ入るが、都田中が2対0で高台中を退け県大会出場決定。準決勝でも湖西中学校を完封した後藤くんは、得点を奪われることがないまま県大会へ挑むことになった。

迎えた県大会。

初戦の相手は“中部地区の強豪”服織中学校。この強豪に対し、またもや後藤くんが圧巻のピッチングを見せる。
安定した下半身から投げこまれる“クロスファイヤー”を武器に服織中打線を押さえ込み、許したヒットはわずかに“1”。4対0で初戦を突破した。

二回戦の蒲原中学校戦でも完封勝利(4対0)を挙げベスト8進出。

準々決勝では、同じ浜松地区の三ヶ日中学校と対戦。ここまで打線が爆発し勝ち上がってきた三ヶ日中に対し、都田中は投手力を武器に無失点。“矛”と“盾”の対決となった。
この対決で優ったのは“楯”。エースの後藤くんが強打三ヶ日中打線を翻弄。あわや“ノーヒットノーラン”かという“怪投”を見せ、またまた完封。ベスト4へと進んだ。

翌日に行われた準決勝では、疲れからか、今大会“初”となる失点を喫するも、チームは3対1で勝利し決勝へ進出。

決勝戦の相手は掛川東中学校。
両チームの投手が好投し、試合は両者無得点のまま延長戦へ。
特別ルールの延長戦では、掛川東中が2点を挙げたのに対し、都田中は得点を奪うことができず、0対2で惜敗。準優勝に終わったが、投手力を支える安定した守備、さらには「ここぞ」という時に高い集中力を発揮する打撃など、総合力でも県内トップクラスのチームだった。

“たった”13人の都田中学校の躍進は今大会最大の驚きであり、エースの後藤くんは一躍“注目の的”となったが、彼らの戦いはまだ始まったばかり。夏にはさらなる“サプライズ”を届けてくれることを大いに期待したい。

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