浜松フェニックスと相生飯田が優勝。
静岡県ミニバスケットボール選手権大会西部支部大会
令和3年11月14日と21日に『静岡県ミニバスケットボール選手権大会』の西部支部大会が開催された。大会には、浜松地区、天竜浜名湖地区、磐田地区から男女それぞれ8チームずつが出場。3チームごと8つのブロックに分かれて予選リーグを行い、各リーグ1位のチームが決勝トーナメントに進出するとともに県大会に出場する。
男子では浜松フェニックス(浜松1位)と有玉ミニバス(浜松2位)、与進ミニバス(浜松3位)、浜松南レイカーズ(浜松4位)、曳馬ミニバス(浜松5位)、浜松バスケットボールクラブ(浜松6位)、引佐ミニバス(天浜1位)、浅羽ミニバス(磐田1位)の8チームが、女子では浜松北クリエイターズ(浜松1位)と浜松新津ファイティングビーズ(浜松2位)、浜松相生飯田ファルコンズ(浜松3位)、芳川北ワイルドキャッツ(浜松4位)、湖西ミニバス(天浜1位)、引佐ミニバス(天浜2位)、袋井ミニバス(磐田1位)、豊田フレンズ(磐田2位)の8チームが予選リーグを突破し決勝トーナメント進出。西部王者の座を争って熱戦が繰り広げた。
引佐総合体育館をメイン会場に行われた男子の部で準決勝まで勝ち上がったのは、フェニックスと有玉、与進の浜松トップ3と浅羽の4チーム。その準決勝では、フェニックスが浅羽を50対39で、有玉が与進を45対40で下し、決勝進出を果たした。決勝戦はフェニックス対有玉。浜松地区大会の決勝リーグでも対戦した両チーム。その際は、36対35と1点差でフェニックスが勝利している。試合序盤は一進一退の攻防が続き、12対11とフェニックスが1点をリードして第1ピリオドを終える。第2ピリオドに入ると、豊富な運動量と球際の強さを武器にフェニックスが徐々に主導権を握り始める。弱気なプレーが目立ち始めた有玉に対し、フェニックスは着実に得点を重ねていく。有玉も何とか立て直しを図るも、勝負所を締めたフェニックスが50対38で有玉を下し、西部王者に輝いた。
磐田市総合体育館をメイン会場に行われた女子の部では、芳川北が浜松北を(32対21)、新津が引佐を(60対36)、相生飯田が袋井を(38対35)で下し、ベスト4へと駒を進めた。準決勝では、相生飯田が新津に40対30で勝利し、決勝進出を果たしたものの、もう一方では、芳川北が豊田に30対32と1ゴール差で惜敗。決勝進出とはならなかった。決勝戦は、大会連覇を狙う相生飯田と豊田の一戦。最後まで目の離せない展開となったが、終盤まで試合をコントロールし、勝負強さを見せた相生飯田が47対41で勝利。大会連覇を果たした。
12月12日から始まった県大会でも浜松勢は強さを見せる。女子では、相生飯田と新津、浜松北、湖西の4チームが決勝トーナメント進出を決めた。一方、優勝候補の清水町キングフィッシャーズ(東部1位)と引き分けた引佐、北郷成美(東部3位)と1点差のゲームを展開した芳川北など、予選で敗れたものの奮闘を見せたチームもあり、浜松地区のレベルの高さを印象付けた。決勝トーナメントでは、相生飯田が3位、湖西が4位という成績を収めた。
男子では、フェニックスと有玉、与進、レイカーズ、引佐の5チームが予選リーグを突破。決勝トーナメントでは、フェニックスと有玉、与進、引佐の4チームが初戦を突破し、ベスト4を浜松勢が独占。フェニックスと与進が決勝進出を果たし、32対29と接戦を制した与進が2年ぶりに県王者に輝き、3月に行われる全国大会への出場権を獲得した。