高さを武器に
全国大会を目指す
北星中学校 男子バレーボール部
新人戦では県大会ベスト4という成績を収め、東海大会出場を果たした北星中学校男子バレーボール部。
東海大会では下位トーナメント優勝(全体で9位)となり、今までにない経験を得ることができた。
夏のシード権が懸かった選手権大会では、西部大会で準優勝となり県大会へ。その県大会でもベスト4へと進出。この一年間、常に県の上位争いを演じてきた。
今年のチームの特徴は、何と言ってもその“高さ”。
中学からバレーボールを始めた未経験者ばかりだが、大型の選手を数多く擁し、チームの平均身長は“なんと”175cm。他のチームが羨むほどの長身揃い。
経験不足によるミスも多いが、それを補って余りあるほどの“高さ”は、相手チームの脅威となっている。
高さを活かした打点の高いスパイクとセンターからの速攻、さらには県内屈指の高さを誇るブロックで、一気に県の強豪の仲間入りを果たした。
東海大会での経験を自信に挑んだ春の選手権大会では、西部大会準優勝となり、勢いに乗ったまま挑んだ県大会。「ベスト4の壁の突破」を目論んだが、北浜東部中学校に完敗。自分たちの甘さを痛感した敗戦となった。
「ミスを減らさなければ勝つことはできない」
今まで以上にレシーブ練習に取り組み、守備の強化を図っている。
10名の3年生を中心に、37名の部員全員で目指す“全国”の舞台。
「自分たちはまだまだ成長できる」
今ある欠点はむしろ“伸びしろ”。
チーム一丸となって、7年ぶりとなる全国大会出場を目指す。