バスケの楽しさを知り、仲間を大切に。

曳馬バスケットボールクラブ
平成27年に設立された曳馬バスケットボールクラブ。現在は、曳馬小学校や上島小学校の児童を中心に34名が所属している。
チームのモットーは、『楽しくプレーし、バスケットを好きになること』。もちろん試合では勝負にこだわるが、それに固執し過ぎることはしない。「大切なのはバスケットの楽しさを知り、バスケットを好きな子を増やしていくこと。そういった子供たちは次のステージでもバスケットを続けてくれますし、大人になってもバスケットに携わってくれると思っています」と鈴木監督は話す。その言葉通り、練習でも笑顔が絶えないのが印象的で、子供たちからはバスケットが好きだということが伝わってくる。
練習では、基礎技術の向上に重点を置く。幼稚園から始める子もいれば、小学6年生になって入団する子もおり、キャリアは様々。それでも、卒団までには一通りの技術を身につけて次のステージに行けるよう指導している。ボールを扱う技術には個人差が出るため、チームとして徹底しているのはディフェンス。ディフェンス重視のスタイルがチームの特徴となっている。
6年生にチームについて話を聞くと、「今年は、コロナで色々と大変な年になってしまったけど、明るく楽しくバスケットができました」といった声や、「夏練習でのダッシュはキツかった」、「親睦会の焼肉が一番の思い出」といった声もあった。どれもこれも仲間と一緒だったから乗り越えられ、一緒だったから掛け替えのない思い出となったはず。これからも仲間との絆を大切にしていってほしい。
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