白須賀少年野球クラブが優勝を飾る。

第28回GSユアサエナジー杯争奪少年野球大会

第28回 GSユアサエナジー杯争奪少年野球大会

平成31年2月10日と17日の2日間にわたって、『第28回GSユアサエナジー杯争奪少年野球大会』が湖西球場をメイン会場に開催された。

この大会は、6年生の卒業試合として、地元企業のバックアップの下、毎年この時期に開催され、今年も湖西市内の少年野球チーム(6チーム)が参加。試合は3チームのトーナメント方式で予選が行われ、上位2チームが翌週に行われる決勝トーナメントに進出する。

予選A組1回戦は、岡崎野球スポーツ少年団と白須賀少年野球クラブという強豪同士が激突。1回戦屈指の好カードとなった。試合は初回に岡崎が1点を先制すると、白須賀は2回裏に1点を返し同点に追いつく。その後は守備の堅い両チームだけあって、なかなか点が入らない展開が続く。試合が動いたのは5回裏。白須賀が1点を挙げ勝ち越しに成功。このまま逃げ切るかと思われた最終回。先攻の岡崎が意地で同点に追いつく。するとその裏、白須賀が劇的なサヨナラ勝ちを収め、2回戦へ進出した。最後まで諦めずに戦った岡崎だったが、初戦で涙を飲んだ。

続く2回戦では、白須賀が新所少年野球クラブと対戦。3回に先制した白須賀は、4回に新所に逆転を許したものの、その後は着実に加点。5対2で白須賀が新所を下した。翌週の準決勝へはこの2チームが進出。

予選B組1回戦は、知波田少年野球クラブと新居町野球スポーツ少年団が対戦。初回に2点を先制した新居が、その後も得点を重ね、5回が終わって6対0と新居がリード。知波田は6回に1点を返し意地を見せるが、結局、7対1で新居が知波田を下し、2回戦へと駒を進めた。

2回戦は鷲津少年野球クラブと新居の対戦。2回に2点を先制し、試合の主導権を握った新居は、4回に大量5点を挙げコールド勝ち。圧倒的な攻撃力を見せた新居と鷲津が準決勝に進出した。

準決勝第1試合は新所と新居が対戦。緊迫した投手戦となり、お互い3回が終わって無得点。そして4回。試合が一気に動き出す。先攻の新所が2点を奪い先制すると、その裏の新居は1点を返し、試合の主導権を渡さない。新所は5回にも追加点を挙げ再び2点差に突き放すも、その裏に再び新居が1点を取り、3対2と新所が1点のリードを奪ったまま最終回(時間制限のため6回が最終回)へ。新居が新所の攻撃を無得点に抑えると、試合の流れは大きく新居へ。最終回裏、新居は脅威の粘りから2点を挙げサヨナラ勝ち。決勝進出を決めた。

準決勝第2試合は白須賀と鷲津の対戦。序盤は投手戦となり、お互い無得点のまま3回を終える。4回以降は目を覚ました白須賀打線が爆発。大量8点を挙げ鷲津を一蹴。最後まで粘った鷲津だったが、8対2で白須賀が勝利し、決勝進出を決めた。

決勝戦は新居と白須賀の対戦。試合は決勝戦に相応しい好ゲームとなったが、2回に2点を先制した白須賀が試合を優位に進めると、5回にも1点を追加。守っては新居打線を無得点に抑え、3対0で白須賀が勝利。小学生最後の大会を優勝で終えた。

3位決定戦では、先制点を挙げた鷲津が、新所との乱打戦を制し、8対6で勝利。ひとりしかいない6年生の卒団に花を添えた。

第28回GSユアサエナジー杯争奪少年野球大会 第28回GSユアサエナジー杯争奪少年野球大会 浜名湖ファーム 聖隷クリストファー中・高等学校 カンファータ

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