走ることを通して
人間的に成長してほしい。
美薗ランニングクラブ
美薗中央公園を拠点に活動している『美薗ランニングクラブ』。
平成18年に伎倍小学校へ通う児童向けに、わずか7名で発足。その後、部員は増え続け、今では、浜北区を中心に、約180名の児童が所属するクラブへと成長した。
チームのモットーは、走ることを通して、人間的に大きく成長すること。
監督を務めるのは、実業団チーム『ホンダ浜松』で選手、監督として活躍した赤塚英男氏。
「子供たちには、勝負よりも走ることの楽しさを知ってほしい。努力の大切さを学び、多くの仲間との練習で協調性を養ってほしい」と同氏。
走る楽しさを学びながら、粘り強さや忍耐力、協調性を身に付けた選手を数多く生み出し、3年連続で『市町村対抗駅伝』へ選手を輩出。
今年は、男子の杉浦蒼太くんと粟倉璃空くん、女子の下玉利那美さんと森愛子さんたちが出場を目指す。
また、他競技との両立がしやすいことも特徴。
練習時間が短く、土曜日は朝練習のみということもあり、サッカーやバスケットボール、フットサルなど、他競技のチームと掛け持ちしている子が非常に多い。どのスポーツにおいても、“走る”ことが基本となるため、「スピードで負けなくなった」や、「体力がついた」など、ここで学んだことは、他競技でも大いに活かされている。
運動能力の向上だけではなく、他校の友達や、ともに練習する大人など、このクラブだからこそ知り合えた仲間も多い。
一人で走っていると苦しいが、仲間と走れば楽しさに変わるのだ。