バレーボールを
“楽しむ”ということ。

広沢バレーボールクラブ
浜松市の文教エリアとして知られる広沢地区で活動している『広沢バレーボールクラブ』。
結成は昭和50年。今年で41年目を迎えた、小学生バレーボールチームの先駆けとも言える、伝統あるクラブだ。
結成当初は女子チームとして活動してきたが、5年前に男子チームを発足。現在は、男女合わせて29名が所属している。
チームのモットーは、“楽しくバレーをすること”。
厳しさよりも楽しさを優先し、バレーボールの楽しさを肌で感じ、長く楽しんでもらうことに重きを置く。
練習では、基本技術の向上に力を入れ、中学や高校でもバレーボールを続けられるための素地を作っている
「ほとんどの子供たちは、高校が最後の舞台となります。だからできる限り、高校までバレーボールを続けて欲しいと想っています」と話すのは監督を務める水谷さん。
強豪校の外部コーチとして、何度も全国の舞台に子供たちを送り出している熱い指導者だ。
「ステージが上がっていけば、勝負にこだわることが多くなる。でも今は、まだその時期ではありません。基礎技術の向上を図りながら、バレーの面白さを存分に堪能して欲しいと思います。そうして育っていった子供たちが、今でも高校で活躍してくれています。この先も、そんな子供たちを育てていきたいですね」。
同クラブでは、毎年夏に高校生と合同合宿を行う。目標となる高校生たちを、見て、話して、感じることで、明確な目標となる。
浜松のバレーボールは、こういうクラブ、指導者が支えているのかもしれない。



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