“俺らの野球”で
目指すは県王者
三ヶ日中学校 野球部
浜松市との合併後、初の新人戦王者に輝いた三ヶ日中学校野球部。
新人戦西部大会ではベスト8、静岡県中学選抜野球大会でもベスト8と、安定して好成績を残している。
今年のチームのテーマは“俺たちの野球”。
野球に対する飽くなき向上心と、自ら気付き自ら動く観察力と行動力、そして野球を楽しむ姿勢。これこそが俺たち“らしい”野球。常にチームテーマを意識し、日々野球に取り組んでいる。
チームの特徴はなんといっても“バッティング”。
一度打ち出したら止まらない、切れ目のない打線は、まさに「竜巻打線」。
ほとんどの試合でビッグイニングを作り出し勝利してきた。
現在の課題は走塁と守備。大事な局面で走塁のミスでチャンスを逃した試合が多かったため、場面ごとでの走塁の質の向上を図っている。
守備については、相手に簡単に得点を与えてしまうことが多いため、最小失点で切り抜けるための守備体系および連携の精度を高めている。
さらに今年はメンタルトレーニングを導入。
「メンタルトレーニングで培った平常心で、どんな場面でも自分たちのプレーをしてくれると信じています。とにかくやるだけのことをやって夏を迎えたいです。そうすればきっと結果はついてくるはず」と監督の梅林先生は語る。
夏季大会では、3年ぶりのシードが確定しているが、まずは目の前の試合に全力を注ぐ。
4年ぶりの県大会出場を果たし、久しぶりの県大会優勝こそがチームの悲願。
県大会最多出場校であり、全国大会優勝校でもある三ヶ日中学校野球部の、熱くて長い夏が、いよいよ始まる。
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