昨年の屈辱を胸に
全国大会を目指す

積志中学校 男子剣道部
ここ数年で“県内屈指”の強豪校としての地位を確立してきた積志中学校男子剣道部。新人戦では、浜松地区大会、西部大会で優勝を収めた。県大会となる『羽賀杯』では優勝、『富士のさと剣道大会』では惜しくも準優勝となったものの、今年もその強さは健在と言える。
「全気全力」を掲げ、どんなことにも一生懸命取り組むことが部の信条。日々の稽古から一切手を抜くことなく、全力で取り組んでいる。
昨年は、県大会で準優勝だったものの、全国大会へ出場できるのは優勝した“一校”のみ。あと一歩の所で全国大会出場を逃した。今年のメンバーには、昨年悔しい思いをした選手が4人もおり、一時も昨年の悔しさを忘れることなく練習に励んできた。とにかく「勝ちにこだわる」選手が多いのが今年のチームの特徴かもしれない。今後は、全国レベルを肌で実感できるよう、県外遠征を積極的に行う予定。さまざまなタイプの剣豪と剣を交えることが目的だ。
全国大会出場を目指すのは団体戦。5回の個人戦という考え方ではなく、ひとつの“チーム戦”という意識を強く持ち、「繋ぐ剣道」で高みを目指す。
チームを引っ張るのは、市の強化指定選手でもある主将の鈴木誠くん。
「今年のメンバーは、明るく、前向きな選手が多いので、どんな強豪と対戦しても気後れすることなく向かっていける“精神力”が持ち味です」
羽賀杯、富士のさと剣道大会では、ともに決勝戦で東海大翔洋中と対戦。ここまでの対戦成績は一勝一敗の五分。夏季大会では“因縁のライバル”を下し県の頂点へ。そして、初となる全国大会出場を達成することを期待したい。
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