令和5年10月22日に浜松学芸高校にて『第1回浜松AXISカップ』が開催された。大会には、浜松市内を中心に県内外から6年生14チーム、5年生10チームが参加。麁玉VSCが優勝を果たし、初代王者に輝いた。

麁玉VSCが初回大会を制す。
第1回 浜松AXISカップ
令和5年10月22日に『第1回浜松AXISカップ』が浜松学芸高校をメイン会場に開催された。大会には、近隣の女子バレーチームの6年生14チームと5年生10チームが参加。大会は、1セットマッチで行われ、各学年ごとに優勝を争った。
6年生の部でベスト4まで勝ち上がったのは、上地クラブ(岡崎)と浜松AXIS、麁玉VSC、細江VSCの4チーム。準決勝では、AXISが上地に20対22で惜敗。もう一方では、麁玉が細江を21対12で下して決勝に駒を進めた。決勝戦では、麁玉が上地に21対18で勝利。麁玉が初回大会を制し、初代王者に輝いた。

大会では、ドリームマッチと称して各チームのキャプテンが集まった選抜チームとAXISのシニアチーム(中学生)が対戦するスペシャルマッチが行われたり、豪華プレゼントが当たる抽選会が行われるなど、大会は大いに盛り上がった。また、順位だけではなく、特別賞として、大きな声を出してプレーしていた選手に送られる『ベストヴォイス賞』、審判として素晴らしい働きをした選手に送られる『ベスト審判賞』、笑顔が印象的だった選手に送られる『ベストスマイル賞』など、ユニークな賞も用意された。
コロナ禍により当初より2年遅れでの開催となった同大会。バレーボールという競技を通して子供たちにも新たな交流が生まれた。勝利だけでなく、こうした仲間との出会いはとても貴重なことだと思う。来年以降も大会は続いていく。これからも多くの子どもたちがバレーボールの楽しさと、まだ見ぬ仲間に出会えることを期待したい。


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