令和4年6月18日に掛川市総合体育館さんり~なで『JFAバーモントカップ第32回全日本U-12フットサル選手権大会』の静岡県大会が行われ、前回王者のマリオフットサルスクールが今年も優勝を果たした。全国への切符を掴んだ大会の軌跡を追った。
JFAバーモントカップ
令和4年6月18日に掛川市総合体育館さんり~なにて『JFAバーモントカップ第32回全日本U-12フットサル選手権大会』の静岡県大会が開催された。大会に出場したのは、地区大会を勝ち上がった24チーム。3チームごと8ブロックに分かれ予選リーグを戦い、各ブロック1位のチームのみが決勝トーナメントへと駒を進める。
前回王者のマリオフットサルスクールは、予選でキューズフットサルジュニアとALA裾野と対戦。キューズに6対1、ALAに14対0で勝利を収め、2連勝で予選突破を果たした。
決勝トーナメントの初戦は、Vivace.FCと対戦。7対0と大勝を収め、準決勝進出を決めた。準決勝では、スリ―ク浜松と対戦。3対0でこの「浜松対決」を制したマリオが今年も決勝進出を果たした。
決勝戦の相手は、ここまで4試合で25得点を挙げて勝ち上がってきたピュアFC。接戦が予想されたが、マリオが強さを発揮。6対2でピュアFCを下し、優勝。今年も県王者に輝いた。昨年は、接戦をモノにする勝負強さが際立ったが、今年は圧倒的な力で県の頂点へと上り詰めた。8月に行われる全国大会でも、大いに活躍することが期待される。
県王者についたマリオは、2週間後に『中日旗争奪第12回サンストリート浜北カップ』に出場。決勝トーナメントの初戦で都田サッカースポーツ少年団に14対0と圧勝すると、2回戦でも積志ブルーに10対0、準決勝でも天竜FCに13対0と他を圧倒して決勝に進出。決勝では、スリ―ク浜松と対戦。ここでは、6対0で勝利を収め、優勝。全国大会に向けて弾みをつけた。
個人技術、特に足元の技術や一瞬のスピードが必要となるフットサル。この競技を通して将来は、JリーガーやFリーガーになる選手もいることだろう。今年、日本代表にも選出された伊藤洋輝選手もこのクラブで育った。彼らが今後どういった選手へと成長していくのか楽しみは尽きない。
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