和道場のモットーは「柔道を楽しむこと」。
和道場
浜松市中区住吉で活動する和道場(やわらどうじょう)。平成23年に設立され、当初は大人だけで活動していたが、その後子供たちも集まるようになり、現在では40名の小中学生が所属している。
道場のモットーは、柔道を楽しむこと。長く柔道を続けてくれる子供たちを増やすことに力を入れる。稽古ではオンとオフの切り替えを浸透させ、楽しみながら真剣に取り組むことを徹底する。ふざけていればケガに繋がるため、そこは厳しく指導するが、稽古中でも笑顔が溢れ、非常に明るい雰囲気で稽古に取り組む姿が印象的だ。「礼儀は教えますが、我々が厳しく言いつけることはしません。先輩たちの振る舞いを見て、下の子たちは自分たちで学んでいきます。教わるのではなく、学ぶという姿勢を大切にし、楽しみながら成長していってほしいと思っています」と新村館長は話す。
稽古では、それぞれの長所を伸ばすこと、武器を身につけることに重きを置いた指導をしている。基礎基本を身につけることを第一とし、その後は寝技や立ち技など、自分の得意とする武器を見つけることを目指す。そして、その技を実戦で使えるようにする術を身につけていく。金子翔くん(上島小6年)は、「武道というと厳しいイメージがありましたが、ここはそんなことはなく、心が苦しいというか、委縮することなく、のびのびと稽古できています。みんな優しいですし、柔道をやっていてとても楽しいです」と話す。楽しみながら強くなり、全国の舞台を目指す。
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