編集長のひとりごと

マイナス発想を“プラス”に。

一斉休校から二週間、遂に学校が始まった。この間の取材は全てが延期となったため、今回号はいつもよりも少しページ数が減った。まあまあ長いこと生きているが、こんなことは初めて。連日の報道を見れば悲観的になりがちだが、こればっかりはしょうがない。正しく恐れつつも、前向きに捉えたいものだ。

この二週間の間で気になったのは“公園”。一週目はそれほど気にならなかったが、二週目に入ると、連日、子供たちがはしゃぐ声が事務所まで聞こえてきた。通りすがると、その公園では多くの子供たちが走り回ったり、ボールを蹴ったり。各々の表情はとびっきりの笑顔だった。おそらくは家の中に集まることを親御さんに咎められたからだろうが、外でこんなに多くの子供たちが遊び回る姿を見たのは実に久しぶりだった。これを機会に、普段から外で遊ぶ子供が増えたらいいな、などと思いながら、子供たちから前を向く力をもらえたような気持ちになった。

先日テレビを観ると、面白い特集が組まれていた。休校中の小学生の一日の過ごし方を取材したもので、その小学生の面倒を見ていたのはおじいちゃんだった。まず休校日初日。二人で時間割を作った。一時間目は算数、二時間目は国語、三時間目は社会、四時間目は体育、五時間目は家庭科、といった具合に、学校の授業と同じように、家で過ごすための時間割を作った。算数や国語は宿題をその時間に行っていた。「まあ、ありがち…」。心の中でそんなことを思っていた。しかしながらこのおじいちゃん、こっからが大きく違っていた。社会や理科の時間になると、孫と一緒に自転車で野山へと繰り出し、草木を観察したり、寺社の由来を教えたり。孫は興味深そうにおじいちゃんの話に耳を傾けていた。自転車で行くのだからこれは体育の授業でもある。三時間目、四時間目をぶっ通して行う授業だ。五時間目の家庭科では自宅に戻り、キッチンではなく庭先へ。薪を集めると孫に火をつけさせた。程良く火が上がった所で登場したのは“はんごう”。お米を入れ、手首あたりまで水を注ぎ、木の棒に通すと、火の上に吊る下げた。次に孫はキッチンへ。おじいちゃんが見守る中、危なっかしく野菜をカット。そのいびつな形の野菜は水が入った鍋に入れられ、これも庭先の焚き火の上へ。そこに目分量でカレー粉を投入。その後はおじいちゃんと一緒にはんごうが吹くのを待った。炊きあがるとひっくり返し、木でトントン叩く。少し水が少なかったのか、ちょっと堅めのはんごう飯を、おじいちゃんと一緒に縁側に座って食べた。どうやらカレーは薄かったらしく、テレビカメラには「美味しくない」とコメントした。孫にとって、これら全ては人生で初めての経験だった。最後におじいちゃんは空を眺めながらこう言った。「外の景色が最高のおかずだよ」。孫は空を見上げると、大きく頷いた。まさに休校を前向きに捉えた、このタイミングでしかできない素晴らしい授業だった。

大事なことは、「ピンチをチャンスに変える」発想。「マイナスをプラスに変える」思考だ。部活ができなくなったために競技力が低下するといった類の話を耳にもしたが、“やらされている”感が否めない普段の練習を、自ら考え実践する“やる”という発想に転換すれば価値が出る。この思考を持つことで、人生はとても彩り豊かなモノになる。

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