金賞を獲得し、県大会出場を目指す。
庄内中学校 吹奏楽部
昨夏の静岡県吹奏楽コンクール西部大会で中学B編成の部において、銀賞を獲得した庄内中学校吹奏楽部。現在は、2年生7名と1年生11名の18名で活動している。
今年の部の合言葉は、『自信』、『笑顔』、『積極性』。大人しく、真面目な生徒が多いこともあり、一生懸命演奏することに囚われてしまい、音を楽しむということが、まだまだ未熟だという。「演奏していて楽しいかどうか。それは直接観ている人たちに伝わります。演奏技術のほかにも、そういった観て楽しむ表現力をつけることが今後の課題です」と顧問の遠藤先生は話す。
初心者も多いため、練習では、基本練習に多くの時間を割く。楽器に慣れ、個々に良い音色が出せるように反復して体にしみ込ませていく。部長の中嶋彩乃さんはこう話す。「明るい雰囲気の部活です。演奏以外にも礼儀やマナーを学びながら、人間として成長できる場所です。先輩たちがいなくなり、不安も大きいですが、最上級生として下級生のお手本となれるように頑張りたいです。人数も多くないので、みんな仲が良いです。時にはぶつかり合うこともありますが、互いに意見を言い合いながら一体感を持って活動していきたいです」
合言葉に掲げたように、『積極的』に『笑顔』で演奏することができれば、自ずと『自信』はついてくる。自信が持てれば、演奏することが楽しくなる。自分たちの未来像を思い描き、練習に励んでほしい。今年の目標は、昨年の成績を上回ること。西部大会で金賞を獲得し、県大会への出場を目指す。