強い精神力こそが
この先の人生の礎。

三方原ポートボール
約12年前に、三方原北、三方原南、百里が合併して誕生した『三方原ポートボール』。現在は、三方原小学校に通う女子28名が在籍している。練習は週末に行われ、ポートボールの基礎、走り込みを中心に、中学生になっても活躍できるための素地づくりに取り組む。
坂口監督はチームについてこう話す。
「大事にしていることは気持ちです。小学生のこの時期は人間としての土台を作る大切な時。できるだけ厳しい環境に身を置くことで、強い精神力が身に付くと思っています。その強い精神力が、この先の人生において重要なスキルになると思っています。ポートボールはチームスポーツ。一人ではできません。周りの人を生かして行う競技です。これは人生も同じ。ポートボールを通してさまざまな事を吸収してほしいですね」
チームの特徴は、走り負けしない走力と、精神力をベースとした球際の強さ。
それを武器に、成績上位チームが参加する『チャンピオンシップ』への出場も果たした。
チームキャプテンの太田愛理さんは、「練習は厳しかったですが、その分、選手間のまとまりが生まれ、楽しくできた4年間でした。大阪に遠征に行ったことが一番の思い出です」と語り、ゲームキャプテンの本間野愛さんは、「厳しかった夏合宿が一番の思い出です。最後のチャンピオンシップでは、自分たちで考えてプレーすることができ、最後に一番のゲームができました」と語る。
スポーツを通じて得られる人間性と精神力。
これがこの先の人生の礎となる。
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