[第16話]練習への取り組み
10月30日。
この日は雨だったため、予定されていた試合は順延。
嫁さんと娘はバレーボールの練習でいないため、コウタと二人でお留守番。
「新しいバット欲しいなあ」
コウタはバットが欲しいらしい。
しばらく聞こえないふりをしていたが、快気祝いをしていなかったことに気付いた。
「快気祝いで買ってやるよ」
早速スポーツショップへ出掛けた。
コウタとスポーツショップへ行くのは楽しい。
バットはもちろん、グローブを見たり、練習グッズを見たりしていると“あっと”いう間に時間が過ぎる。
「黒くて細いバットがいいなあ」
自分の好みがある。好きなものを買うのが一番。
トップバランスの黒いバットを購入した。
これでやる気がでてくれればしめたものだ。
11月下旬には新人戦が控えている。
思っているほど時間はない。
11月1日。
深夜帰宅すると、先日渡した「練習ノート」がテーブルの上に置いてあった。
のぞくと、しっかりと練習内容が記入してある。
どうやら再び“自分から”練習に取り組めるようになったようだ。
11月10日。
「練習ノート」が効いているようだ。
練習ノートは
①柔軟(やったかやらないかの〇X)
②素振り(回数)
③投球(回数)
④ランニング(同じコースでのタイム)
の4項目を記入するようになっている。
効果があるかどうかは半信半疑だったが、今のところ効果は絶大。
ほぼ毎日4項目をこなしている。
帰宅後、もはやこの練習ノートを覗くのが日課。
週ごとの目標を記入する欄もあり、今の目標は
「ケツをぷりっと出す。ヘッドを立てる」
という素振りの内容になっている。
家でする練習はどうしてもサボリがち。
ちょっとした工夫で続くものだと改めて実感。
11月21日は5年生以下で行う「新人戦」の2回戦。
初戦は怪我の影響で出場できなかったため、仮に出場すれば“正真正銘”の復帰戦となる。
果たして出場できるのか?
21日が待ち遠しい。
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