令和7年10月4日・5日の二日間で『第68回中部日本吹奏楽コンクール』がアクトシティ浜松で開催され、中学生小編成の部で、豊岡中学校が2年連続での出場を果たした。

豊岡中学校が本大会に出場。

中部日本吹奏楽コンクール

令和7年10月4日と5日の2日間にわたって『第68回中部日本吹奏楽コンクール』がアクトシティ浜松で開催された。大会には、中部地区9県から各県の代表が出場。磐周地区からは、中学生小編成の部で豊岡中学校が静岡県代表として出場を果たした。

18名の3年生を中心に41名が所属する豊岡中学校吹奏楽部。仲が良く、明るい雰囲気が特徴的だ。小学生の時にマーチングを経験している部員もいるが、中学で楽器を始める部員がほとんど。そんな中、昨年も小編成で本大会出場を果たすなど、練習を重ねることで結果を残してきた。今年は、静岡県吹奏楽コンクールでの金賞と中部日本吹奏楽コンクールでの本大会出場を目標に掲げた。

まず出場したのは、6月に行われた中部日本吹奏楽コンクールの静岡県大会。ここで金賞と目標であった代表権を獲得し、2年連続となる本大会出場を決めた。残す目標は、あとひとつ。8月の静岡県吹奏楽コンクールでの金賞。今年は、これまでと違い大編成でエントリー。新たな挑戦となったが、惜しくも県大会には届かなかった。

迎えた中部日本吹奏楽コンクールの本大会。泣いても笑ってもこれが今のメンバーで演奏する最後のステージとなる。「みんなで良かったと思える演奏をしようと大会に臨みました。結果は銀賞でしたが、楽しく演奏することができました」と部長の加藤愛深さんと副部長の渡邊寛菜さん、清水奏音さんは話した。「大変なこともありましたが、仲間と演奏する楽しさを知ることができましたし、仲間との強い絆を育むことができました。今年はこれまでとは違う大編成も経験することができ、結果は出ませんでしたが、得るものは大きかったです。良い思い出、経験ができたと感じています。これからも後輩たちには常に楽しく活動していってほしいと思います。特に2年生は、部を引っ張る立場になったので、この2年間の経験を活かして率先して取り組んでいってほしいです」と3人は続けた。

先輩から後輩へと部は受け継がれた。これからは2年生が中心となった新編成で活動していく。達成できたこともあれば、できなかったこともある。それでも共に過ごした日々は確実に彼女たちの日々を彩ってきた。この経験を糧に、それぞれが新たなステージへと歩み始める。


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