今年4月に行われた選考会にて女子ホープスナショナルチームに選出された黒瀬麻心さん(中川小2年)。全国トップレベルの実力を示し、今後の活躍が注目される期待のホープだ。

オリンピックで金メダルを獲りたい。
黒瀬麻心/細江卓研
今年4月に行われた選考会にて女子ホープスナショナルチームに選出された黒瀬麻心さん(中川小2年)。全国トップレベルの実力を示し、今後の活躍が注目される期待のホープだ。
卓球を始めたのは、4歳の時。卓球をやっていた両親の影響で近所の細江卓研でラケットを握った。卓球を始めるとメキメキと頭角を現し、5歳の時に大会に初出場。「上手い人がたくさんいてびっくりしました」と当時のことを振り返った。小学1年生となった昨年には、全農杯全日本卓球選手権大会のバンビ(1年・2年)の部で県大会優勝。1年生ながら全国大会出場を果たした。全国大会でも予選リーグを突破し、決勝トーナメントに進出。この結果、ナショナルチーム選考合宿への出場権を獲得した。
そして迎えた令和6年4月3日から北九州市で行われた選考合宿。バンビの部には、全国から14名が出場。総当たりのリーグ戦を戦い、上位2名がナショナルチーム入りとなる。このリーグ戦で11勝2敗。同立で3名が並んだが、勝率と総合力で2位となり、見事ナショナルチーム入りを果たした。
卓球を始めて4年。全国でも屈指の選手へと成長した。元々の運動能力の高さもあるが、毎日2時間はラケットを握り、練習には毎日目標を決めて取り組むなど、卓球と向き合う姿勢もトップアスリートに必要な素質。「難しいことができるようになっていくのが嬉しいし、楽しいです」と話し、「今は、フットワークとフォアハンドの強化をしています」と常に次の目標を立てる。小さな目標達成を繰り返しながら、積み重ねてきたことが彼女の強さを支えている。
たった3名しか選ばれないナショナルチームに選ばれ、今夏も全国大会でベスト8という成績を収めた彼女の夢は、オリンピックに出て金メダルを獲ること。これからも夢に向かって一つずつ目標を達成し、一歩ずつ夢を実現するための力をつけていく。
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