まずは県大会制覇。夏は全国を目指す。

雄踏中学校 男子バレーボール部

雄踏中学校 男子バレーボール部

新チームとなって始めて挑む公式戦『浜松地区中学校新人総合体育大会』のバレーボールの部が令和2年9月26日から開幕。雄踏中学校男子バレーボール部は、昨年の1年生大会でベスト8進出を果たしており、シード権を獲得。今大会は、第2シードとして大会に挑んだ。予選では、開成中学校と与進中学校を一蹴。2試合ともストレート勝ちを収め、1位で予選リーグを突破した。決勝トーナメントの初戦では、北浜東部中学校と対戦。第1セットこそ落とすが、その後2セットを奪い、逆転勝ちを収めた。続く準々決勝では、再び与進中との対戦となったが、ここでも力の差を見せ、ストレート勝ちで準決勝進出を果たした。準決勝の相手は高台中学校。第1セットを先取したが、第2セットを奪われ、試合は最終セットへ。ここでも終盤の粘り強さを見せ、最終セットを奪取。決勝進出を決めた。

決勝戦の相手は、ノーシードながら優勝候補の呼び声高い浜松修学舎中学校。ここまで圧倒的な強さを見せる修学舎中に対し、序盤こそ善戦するものの、最後は力負け。準優勝という成績を収め、課題と収穫を得られ、今後に向けて貴重な経験を積んだ。

11月7日から始まった『西部地区中学校新人バレーボール選手権大会』。この大会も第2シードとして出場。初戦の湖東中学校をストレートで下し上々の滑り出しを見せると、続く準々決勝では、丸塚中学校をフルセットの末に下し準決勝へ進出。準決勝で曳馬中学校に敗れ3位決定戦に回ったが、南陽中学校との決定戦に勝利し、1月から始まる県大会には、西部3位としての出場を決めた。

チームの特徴は、オープン攻撃を主軸としたダイナミックなバレー。左右に強力なスパイカーを配し、攻撃力を武器に勝利を掴み取る。部員は、2年生9名と1年生8名の17名。部長を務める山田隼くんはチームについて「日頃から一人ひとりの個性を大切にすることを心掛けています。僕たちが目指すのはコンビバレーではなくオープンバレ―。なので、個を伸ばしながらチームとしての戦い方を身につけていきたいです。声を出してチームを盛り上げ、良い雰囲気で戦えるチームにしていきたいです」と話した。

中学から本格的にバレーを始めた選手ばかりというチームの課題は守備力。特にレシーブがまだまだだと全員が認識する。ゲームキャプテンを務めるエースの佐津川瑛太くんは、「攻撃力はあると思います。シード校決定戦の時から手応えは感じていましたし、勝てるという自信もありました。それでも、優勝はできなかった。大会を通して、レシーブが不安定で余分な失点が多かったなと感じています。これからは、そこをしっかりと修正してもっと上に行けるようになりたいです」と話す。

高さも備える同チームでは、ブロックも武器になり得る。レシーブの強化に加え、ブロックの精度を上げることで守備力は格段に上がるだろう。これから冬を迎え、練習時間は短くなっていく。限られた時間内でどのように練習効率を上げていくか。この冬の過ごし方が来年の夏に大きく影響する。目標は、県大会優勝。そして、東海大会、全国大会への出場を果たすこと。まだ課題が多く、試合でもムラが目立つが、それは伸びしろ。立ち位置的には、十分目標に手が届く位置にいる。これからの一日一日を大切にし、自分たちの目標に向かって邁進する。

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