曳馬中学校が4年ぶりにブロック優勝。
全日本少年軟式野球大会 浜松ブロック大会
平成31年4月6日と7日の二日間に渡って、可美総合公園野球場で行われた『全日本軟式少年野球大会』の浜松ブロック大会。浜松、浜北、天竜、浜名湖の各支部大会を勝ち上がった8校が出場し、上位2校に与えられる県大会への出場権と、今年度最初のタイトルを目指して熱戦を繰り広げた。
ブロック大会に出場したのは、曳馬中学校(浜松1位)と丸塚中学校(同2位)、三方原中学校(同3位)、浜名中学校(浜北2位)、清竜中学校(天竜1位)、三ヶ日中学校(浜名湖1位)、細江中学校(同2位)、そして、春の全国大会に出場し、支部大会を免除された浜松開誠館中学校の8校。
初戦は、浜名中が開誠館中を(9対5)、丸塚中が三ヶ日中を(8対2)、三方原中が清竜中を(5対0)、曳馬中が細江中を(3対1)それぞれ下し、準決勝に進んだ。
準決勝第一試合は、浜名中と丸塚中が対戦。初戦の勢いそのままに、好調の丸塚中打線がここでも爆発。7点を挙げると、守っては浜名中の攻撃を1点に抑え、7対1で勝利。決勝進出を果たした。
準決勝第二試合は、三方原中と曳馬中が対戦。失点の少なさが際立つ曳馬中は、ここでも三方原中の攻撃を1点に抑えると、攻撃では要所で確実に得点を奪い、試合巧者ぶりを発揮。4対1で三方原中を下し、2年ぶりの決勝進出を決めた。
決勝は、新人戦、静岡県選抜野球大会と2つの県大会でベスト4入りを果たした丸塚中と、県選抜大会で準優勝を果たし、4年ぶりの王座奪還を狙う曳馬中の一戦。浜松支部大会の決勝でも対戦した両校。その時は、曳馬中が2対1で勝利している。
試合は、丸塚中の攻撃でプレイボール。試合はすぐに動いた。初回に丸塚中が早々と1点を奪い、先制に成功する。しかし、その後は、両校ともにエースが好投を見せ、チャンスを作らせない。次にスコアが動いたのは3回。曳馬中のエースがチームを盛り立てる。ランナーを背負うも、アウト3つを三振で切って取り、攻撃ムードが高まると、3回裏、連続ヒットで1アウト3塁とチャンスを迎える。ここでしぶとくセンター前に弾き返すタイムリーヒットを放ち、3塁ランナーが生還。1対1とし、同点に追いついた。後続は倒れるも、試合の流れが徐々に曳馬中に傾き始めた。お互いチャンスを作ることができず、迎えた6回裏。曳馬中は、2アウトながら満塁とし、勝ち越しのチャンスを迎える。しかし、ここまで粘り強く守ってきた丸塚中エースがここでも踏ん張り、ショートフライに打ち取って3アウト。同点のまま最終回も互いに無得点で終わり、試合は、ノーアウト1、2塁から始まる特別ルールの延長戦へ。
丸塚中の攻撃を0点に抑えた曳馬中はその裏、エラーでノーアウト満塁とすると、次の打者の内野ゴロの間に3塁ランナーが生還。サヨナラ勝ちで丸塚中を下した曳馬中が4年ぶりとなるブロック優勝を飾った。
5月に行われた県大会へは、この2校と、浜北支部大会で優勝した麁玉中学校の3校が出場。麁玉中が初戦で敗れるも、丸塚中が金岡中学校(3対2)と伊東南中学校(6対1)を、曳馬中が御殿場中学校(8対1)と福田中学校(3対0)に勝利し、準決勝に進出。準決勝では、丸塚中が東海大翔洋中学校に敗れるも、曳馬中がフジヤマBBCを2対1で下し、決勝に進出。決勝で東海大翔洋中に敗れるも、見事準優勝に輝いた。
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