浜北北部中学校が2年ぶりの優勝。

第8回聖隷クリストファーカップ中学校女子ソフトボール大会

第8回聖隷クリストファーカップ中学校女子ソフトボール大会

平成30年12月23日に『第8回聖隷クリストファーカップ中学校女子ソフトボール大会』が聖隷クリストファー高校ソフトボール場をメイン会場に開催された。

この大会に参加したのは、新人戦地区大会優勝の浜北北部中学校と、ベスト4の細江中学校をはじめ、三ヶ日中学校、笠井中学校、北浜中学校、湖東中学校、曳馬中学校、開成中学校、中郡中学校、北星中学校の計10チーム。

試合は初戦から白熱。細江中と対戦した湖東中は健闘を見せ、細江中をあと一歩まで追い込むが、1点及ばす7対6で細江中が勝利。曳馬中と対戦した三ヶ日中は自慢の集中打で得点を重ね、5対4で曳馬中に勝利。北星中は開成中を3対2の僅差で退けベスト4に進出した。

新人戦地区大会と同じカードとなった準決勝第一試合は、浜北北部中が細江中と対戦。この試合はお互い一歩も譲らぬ大接戦。取られては取り返す一進一退の攻防の末、5対5の引き分け。抽選の結果、浜北北部中が決勝へと駒を進めた。

準決勝第二試合は、お互い接戦を勝ち上がった三ヶ日中と北星中の対戦。幸先良く先制点を挙げた北星中が主導権を握る展開となるが、終盤に自慢の集中打で三ヶ日中が逆転。4対3で三ヶ日中が接戦をモノにし、決勝進出を決めた。

決勝戦は浜北北部中と三ヶ日中の対戦。試合は三ヶ日中が先攻で「プレイボール」。

先制点が欲しい三ヶ日中は、ワンアウトから内野安打で出塁するとすかさず盗塁を決め、ランナーを2塁へ進める。するとここから堅守の浜北北部中の守備が乱れ、連続エラーで2点を先制。その裏の浜北北部中もワンアウトからセーフティーバントが成功し出塁すると、盗塁を決めスコアリングポジションにランナーを進める。ここで三ヶ日中はバッテリーエラー。幸運なカタチで浜北北部中が1点を返す。2回表の三ヶ日中の攻撃が無得点に終わるとその裏、浜北北部中の打線が爆発。センターオーバーの三塁打を足掛かりに、さまざまな揺さぶりをかけ、三ヶ日中守備陣を翻弄。3点を挙げ逆転に成功した。

何とか追いつきたい三ヶ日中だが、ギアの上がった浜北北部中エースの前に打線が沈黙。3回表の攻撃は三者凡退で終わった。こうなると試合の流れは浜北北部中へ。3回裏は、三ヶ日中の守備にミスが重なり、ノーヒットで浜北北部中が1点を追加。3回が終わって5対2と浜北北部中が3点をリード。4回の表、三ヶ日中は4番からの好打順だったが、ランナーは出すものの、なかなか得点圏に進められず得点を奪えない。その裏の浜北北部中は、先頭打者がフォアボールで出塁すると、手堅くバントで送り得点圏へランナーを進めると、サードゴロの間に三塁へ。浜北北部中はここで代打。この策が的中し、センター前へのタームリーヒットで1点を追加。さらに盗塁でチャンスを広げると、再びタイムリーヒットが飛び出しこの回2点目。

浜北北部中は隙のない攻撃でこの後も2点を追加しこの回4点。トータルスコアを9対2とし、コールド勝ちで2年ぶりの優勝を果たした。

大会を通して感じたことは、どのチームにもチャンスがあるということ。ひとたび流れを掴めば、「ジャイアントキリング」を起こせるチームが多くあると実感した。それを実現するためには、これからが大事だ。

第8回聖隷クリストファーカップ中学校女子ソフトボール大会 第8回聖隷クリストファーカップ中学校女子ソフトボール大会 聖隷クリストファー中・高等学校 常葉大学 aun'sなかじま鍼灸整骨院

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