楽しみながら
県大会を目指す。

開成中学校 陸上部
開成中学校陸上部のモットーは、“楽しむ”こと。
部員のほぼ全員が陸上を中学から始めた選手ばかり。小学校時代に何かスポーツをやっていた選手も少ないという。そのため、結果よりもまずは陸上を好きになってもらうことを大切にしている。
指導にあたる渡辺先生は、「結果ばかりを追い求めると、陸上のトレーニングは、単調な練習が多いこともあり、嫌いになってしまう。せっかく縁あって陸上を始めてくれたのに、それは勿体ない。だから、遊びの延長のようなトレーニングも交えながら楽しく活動していきたいです」と話す。
現在は、2年生12名、1年生20名の32名で活動。
練習では、短距離メニューをベースに行う中、鬼ごっこやタグラグビーといったメニューも取り入れる。単調なトレーニングでもゲーム感覚で楽しめるように配慮し、選手たちの好奇心やチャレンジ精神を煽る指導も特徴的だ。
2年生の長尾壮平くんは、「軽い気持ちで始めた陸上だったけど、やっていく内にどんどん好きになりました。先生も上手く教えてくれるので、わかりやすくてとても楽しいです」と話す。
同部では、専門を絞らず、なるべく多くの種目に挑戦している。
まだまだ始めて間もない彼らは、どこに適性があるかわからない。『試合が最高の練習』という言葉があるが、真剣勝負の中で、自分に何が合っているのかということを見極めている。
この才能が、どこで花開くかわからない。
これからも地道に努力を重ね、今はまだ見ぬ、大きな舞台を目指していく。
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