県内では6年間無敗と圧倒的な力を示してきた。鍛錬を積んで磨いてきた技術もあるが、精神面の強さこそが彼女の強さの根底にある。控えめな性格ながら、負けたくないという強い思いを持ち、常に上を目指して努力を重ねる姿勢がこの強さを作ってきた。これからも変わることなく、上を目指して邁進していく。

高校ではより上を目指したい。

杉本奈優 育誠館道場/しずぎんみらいアスリート

今夏行われた『第57回全国中学校柔道大会』で5位という成績を収めた杉本奈優さん(開成中3年)。柔道を始めたのは、幼稚園年長の頃。3歳上の兄が柔道を始めたことをきっかけに育誠館道場へと通うようになった。幼稚園児の時から試合に出場し、稽古に励む。持ち前の負けん気の強さと真面目な性格から幼少期から頭角を現し始める。小学4年生の時に初めて県大会で優勝すると、6年生までの3年間は県王者として君臨。コロナ禍を経て6年生の時に初めて個人戦での全国大会出場を果たした。

中学に入ってもその強さは際立っていた。初めての夏季大会となった1年時に県大会を制して全国大会に出場。「県大会は、思っていたよりもスムーズに勝ち上がることができました。ただ、全国大会では力不足を感じ、悔しさが残りました」と振り返った。2年時にも県大会で優勝。東海大会でも優勝を果たし、全国大会でもベスト16という成績を収めた。迎えた今夏。県大会で優勝を果たし、大会3連覇を達成。東海大会でも連覇を果たし、東海圏最強の座を手中に収めた。3度目の全国大会。開始25秒で一本を奪う電光石火の勝利で初戦を突破すると、2回戦でも勝利を収めて準々決勝に進出。準々決勝で延長の末に敗れたものの、自身の最高成績となる全国5位という成績を収めた。大会を終えて話を聞くと、「個人的には手応えもありましたし、試合内容も悪くなかったと思います。もっと上に行けると思っていたし、行きたかったので、悔しさはあります」と話した。

稽古は週に5日。平日は道場での稽古、週末は県外に出稽古に出たりと鍛錬を積んできた。「ガツガツした人が多く、道場は活気があります。キツい練習もありますが、それを乗り越えて試合に勝てた時はとても嬉しいです。寝技と組手が課題なので、そこをもっと強化して、高校では中学よりも良い結果が残せるように頑張っていきたいです」とこれからを見据えた。

県内では6年間無敗と圧倒的な力を示してきた。鍛錬を積んで磨いてきた技術もあるが、精神面の強さこそが彼女の強さの根底にある。控えめな性格ながら、負けたくないという強い思いを持ち、常に上を目指して努力を重ねる姿勢がこの強さを作ってきた。これからも変わることなく、上を目指して邁進していく。


 

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