“負けない”剣道で東海大会ベスト8へ

三ヶ日中学校 女子剣道部
新人戦浜松地区大会で優勝を果たすと、そのまま勢いに乗り、県大会となる『羽賀杯』も制覇した、三ヶ日中学校女子剣道部。
チームのモットーは、“勝とうと思うな、負けないと思え”。
剣道では、仮に劣勢になったとしても最後まで粘り、練習や日常では、自分自身に負けないことを部訓に、昼夜練習に励んでいる。
現在、剣道部には二年生がいない。三年生6人だけで地区大会を制し、羽賀杯で優勝した。チームみんなが仲が良く、素直で団結力があるのも強みのひとつ。
練習は、打ち込みと掛かり稽古が中心。スムーズな足裁きと、強い打ち込み、応じ技の精度の向上に努めている。群馬県や長野県、兵庫県などへの遠征も実施。他県の剣道に触れることで、さまざまなスタイルの剣道を吸収するとともに、初めての会場で剣を交えることで、雰囲気に飲まれない精神力、強豪校と実戦を繰り返すことで、現在の実力を推し量り、この先に活かしていく。
「とにかく見ているのは“目の前の一戦”だけ。目の前の試合を懸命に戦うことが全てです。自分自身に負けることなく戦い抜くことを目指していきたい。それができた時、結果がついてきてくれていれば“なおよし”です」と彼女たちは話す。
普段の彼女たちは、実に明るく、器量が良い。それが面を着けた途端豹変。いかにも強そうな“武士”へと変わる。このメリハリこそが強さの理由。「誰からも愛されるチーム」を目指して取り組む彼女たちの進んでいる道は、昨年果たせなかった“団体戦”での東海大会出場、さらにはベスト8へと繋がっている。
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