令和6年10月6日から13日までに渡って開催された『第22回JA共済トーナメント静岡県軟式野球大会』において、浜北支部代表の新原野球少年団が幾多の接戦を勝ち抜き、見事優勝を果たした。

新原野球少年団が県大会初優勝。
第22回JA共済トーナメント静岡県軟式野球大会
1回戦から登場した新原野球少年団は、初戦で御前崎ブレーブス(御前崎)を13対2で下すと、続いて行われた2回戦では六合少年野球団(菊川)と壮絶な点の奪い合いを繰り広げ、10対9で勝利し、3回戦へ進出。ここで対戦した松崎野球スポーツ少年団(下田)を5対0の快勝で下すと、準々決勝では浜松支部代表の浜松ブラッツ少年野球団と激突。1点を争う好ゲームとなった試合となったが、結果は2対1で新原の勝利。準決勝進出を決めた。
準決勝では、高い守備力を誇る興津ドラゴンズ(清水)と対戦。この試合では新原の投手陣が奮闘し、2対0と完封勝利。決勝戦へと駒を進めた。
決勝戦の相手は「県ナンバーワン」の呼び声が高い中泉クラブスポーツ少年団。試合は初回に新原が1点を先制すると、3回には3点を追加し4対0と試合の主導権を握る。4回には中泉がすかさず3点を返し1点差に迫る。新原は5回に2点を追加し6対3。最終回、中泉が猛攻を見せ1点差に迫るも、新原が6対5で中泉を下し勝利。嬉しい県大会初優勝となった。
令和7年2月26日には浜名区長への表敬訪問が行われ、キャプテンの渡邉凌くん(新原小6年)は、「6月、浜北で行われた県大会では、多くの方に激励いただいたものの、3回戦で負けてしまい、悔しい思いをしました。この悔しさをバネにもっと練習をして、6年生最後のJA大会で優勝することができました。本当にうれしかったですし、頑張れば目標は達成できるということを学びました」と話した。
結果以上に大切なものを学んだ、かけがえのない学童野球となった。


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