氷上で流麗に自分を表現する。

浜松フィギュアスケートクラブ
冬季オリンピックの花型競技のひとつとなっているフィギュアスケート。氷上を流麗に舞う姿は観る人を魅了し、今では多くの日本人選手が世界の舞台で活躍している。浜松でもフィギュアスケートに取り組んでいるクラブがある。それが、浜松スポーツセンターを拠点に活動している『浜松フィギュアスケートクラブ』だ。現在は市内外の小学生をはじめ、8名の選手が所属している。
練習では、スケートの技術に加え、ダンスやバレエなどのレッスンを取り入れ、柔軟性や表現力の向上も図っている。それぞれのレベルに合った指導を心掛け、子供たちが一歩ずつしっかりと成長していけるように指導している。また、夏季シーズンは練習場である浜松スポーツセンターが使用できないため、愛知県まで出向き、通年で稼働しているスケートリンクで練習に励む。他クラブとの合同練習も経験でき、子供たち同士で新たなコミュニティが形成されていく。
同施設では、初心者向けのスケート教室を開催しており、指導者を同クラブのスタッフが務める。幼稚園の時にスケートを始め、現在は選手を目指す野末琴音さん(浜名小5年)は、「スケーティングの技術を伸ばして、もっと上手に滑れるようになりたい」と話し、稲勝莉子さん(西小5年)は、「今の級の中で上位に入れる選手になりたい。そして、将来はスケート選手として活躍したいです」と目標を話してくれた。
氷上を美しく舞い、ひたむきに努力する彼女たち。これからも多くの人を魅了し、フィギュアの世界で輝き続ける。






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