この環境を楽しみ、この仲間と共に戦う。

篠原中学校・舞阪中学校野球部合同
篠原中学校野球部は現在、部員が7名(2年生4名、1年生3名)、舞阪中学校野球部は9名(2年生5名、1年生4名)。この2チームが合同チームを結成して新人戦に出場した。
新チームとなったばかりの夏休みには一緒に練習を行い、二学期が始まってからは、木曜日と金曜日に合同練習、週末にはチームを結成して練習試合に挑んだ。合同練習の際には、守備フォーメーションを重視したゲーム形式の練習を取り入れ、それ以外の日には、それぞれの学校で個人練習を中心に行う。キャプテンの澤木尚人くんに話を聞いた。「それぞれのチームに、少年団の時から一緒にプレーしていた選手が多くいますので、すぐに打ち解けました。合同チームですが、とても仲が良いうえ、明るい選手が多く、他のチームにはない良さがあると思います」
迎えた新人戦では、初戦で強豪の北浜中学校を7対1で撃破。「本来はピッチャー中心の守りのチームですが、この日は打線が機能しました」(澤木主将)と言うように、会心の勝利で二回戦へと進んだ。自信を持って挑んだ浜北北部中学校戦。ここでは投打が噛み合わず、悔しい敗戦(0対6)。新人戦での西部大会出場は叶わなかった。プレーに波があるのが今の課題だが、選手たちは前を向く。「このチームでやれるのは4月まで。新入生が入ってきたら、それぞれの単独チームで大会に参加します。それまでの間、この合同チームという環境を楽しみたい」(澤木主将)。
二つのチームが一つになり戦う合同チーム。それは、同じ目標に向かう同志なのだ。




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